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【動画】浦和、大槻体制“最終章”を白星で飾れず…ミシャ率いる札幌と痛み分け/J1第9節

21日に明治安田生命J1リーグ第9節が行われ、浦和レッズがホーム・埼玉スタジアム2002に北海道コンサドーレ札幌を迎えた。

ともに3連勝同士の対決に加えて、エキセントリックな一面で注目を集める大槻毅監督と、2012年から5年半にわたり浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督との指揮官対決にも注目が集まった。

浦和は19日に、かつて鹿島アントラーズを率いてリーグ3連覇を達成したオズワルド・オリヴェイラ氏が新監督に就任することを発表。25日の第10節・柏レイソル戦から指揮を執ることが決定した。これにより、大槻毅暫定監督はこの札幌戦がラストゲームとなった。

そのオリヴェイラ新監督、日本代表の森保一コーチが見守るなかキックオフを迎えた一戦は15分、右ウイングバックに入った橋岡大樹のクロスから最後は武藤雄樹が合わせたが、これは惜しくも枠外。身振り手振りに熱く指示を送る大槻監督のもと、浦和が攻勢を強める。一方の札幌も三好康児が強烈なミドルシュートでゴールを強襲するなど、再三チャンスを作るが、前半は互いに決めきれず。スコアレスで後半に入った。

大槻監督はハーフタイムに「あなたたちは日本で最もサッカーがうまい人たち。プライドを持ってプレーをしよう」と選手を鼓舞。大声援を後押しに先制点を狙いに行く。すると59分、興梠慎三が絶妙のタイミングで裏へ抜け出し、上手くゴールヘ流し込んだが、オフサイドの判定。ガッツポーズで喜びをあらわにしていた大槻監督だったが、判定に気づいて頭を抱えるジェスチャーを見せた。

74分には、興梠からのパスを受けた長澤和輝が鋭いシュートを放ったが、GKク・ソンユンが間際でセーブした。対する札幌も菅大輝のクロスのこぼれ球に反応した途中出場の兵藤慎剛が強烈なミドルでゴールを狙ったが、枠を外れてしまう。

後半はカウンターから決定機をうかがった浦和だが、札幌の堅い守りを崩せず、0-0のスコアレスドローでタイムアップ。浦和は39,091人の大観衆を前に、大槻体制ラストゲームを白星で飾ることができなかったが、公式戦6試合無敗を継続している。

■試合結果
浦和レッズ 0-0 北海道コンサドーレ札幌

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