Alvaro Morata ChelseaGetty Images

古巣レアルに失望したモラタ「復帰は契約上の理由。もう一人前だったのに」

チェルシーのFWアルバロ・モラタがイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じた。

■ユーヴェでの最高の2シーズン

モラタは2014年夏にレアル・マドリーからユヴェントスに加入。2シーズンを過ごしたのち、古巣のレアル・マドリーで1年間プレー。今シーズンからはアントニオ・コンテ率いるチェルシーで活躍を見せている。モラタはユヴェントスで過ごした日々を振り返り、懐かしんだ。

「最高の2シーズンだった。やって来た時、僕はまだ若造だったけど、チームを去る時には一人前の選手に成長していた。スペイン人選手にとってイタリアは過ごしやすい国だった。ユーヴェやイタリアを後にしたいなんて思わなかったよ」

実際、モラタはレアル・マドリーへの復帰は自身が希望していたものではなかったと明かしている。

「契約上、従わなければならなかったんだ。とてもガッカリした。またスタートラインに戻ったようだった。イタリアで2シーズン過ごす前と同じように、子供の扱いを受けた」

■コンテに導かれチェルシーへ

一方、チェルシーではすでにレギュラーの座を確保し、プレミアリーグ9試合に出場、6ゴールをマーク。チェルシーへの加入は指揮官に興味を引かれたからだと述べている。

「ここへ来たのは、アントニオ・コンテのような監督がいたからだ。要求は多いが、選手の特性を適切に評価してくれる。選手として監督として、ビッグクラブで過ごしてきた人だと分かる」

なおモラタは、将来的なセリエAへの復帰も視野に入れているが、イタリア人の妻はこれに反対しモラタの母国スペインへの移住を希望している。

「僕の奥さんはスペインで暮らしたいと言っている。僕はイタリアがいいけど。ロンドンは多民族が暮らしていて、様々な文化や宗教が共存しているのが魅力かな。だけど長くはいたくない。大きすぎるし、ストレスも多い。大都市すぎる」

また31日にチャンピオンズリーグ第4節で対戦するローマについて、「ロンドンでの試合は印象に残った。負けてもおかしくなかったので、僕たちにとっては良かった。アトレティコ・マドリーと比べてワンランク上かな。(エディン)ジェコはカンピオーネだね。彼の最初のゴールは芸術品だ」とコメントしている。

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