レアル・マドリーは、今夏のマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘア獲得を断念した模様だ。スペイン『マルカ』が伝えている。
ここ3年にわたりデ・ヘアを追い続けたマドリーだが、今夏もユナイテッドGK獲得は実現しない見込み。ジネディーヌ・ジダン監督はGKケイロール・ナバスとキコ・カシージャに信頼を置いており、クラブ幹部の言葉によれば、デ・ヘア獲得をまたも保留する決断を下したという。
マドリーはK・ナバスを正守護神として、チャンピオンズリーグ連覇と5年ぶりのリーガエスパニョーラ優勝を達成している。ジダン監督は失点につながるミスをした際にもコスタリカ代表GKを擁護し続け、今季終盤には同GKの好守によって何度も勝ち星を拾っている。
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フロレンティーノ・ペレス会長は先日、K・ナバスが「マドリーで今後も歴史を刻み続ける」ことを明言していた。DFセルヒオ・ラモス、クリスティアーノ・ロナウド、マルセロらもK・ナバスの残留を望んでいるとみられ、チームメートからの支持もGK補強が不要だと言う決断にに大きな影響を及ぼしたようだ。
K・ナバスは、これまでマドリーで96試合に出場。記念すべき100試合出場まで、あと「4」としている。なお、マドリーは出場機会を求める第3GKルベン・ヤニェスの移籍を容認する構え。その代役として、ジダン監督の息子であるGKルカ・ジダンがトップチームに昇格するとみられている。
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