日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは28日、キエフからウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコ(27)を獲得したことを発表した。同選手との契約は2021年までで、背番号は「9」を与えている。
過去にもドルトムントが興味を抱いていたとされるヤルモレンコだが、フランス代表FWウスマン・デンベレの退団によりドルトムント行きの報道が再浮上。そして、デンベレのバルセロナ移籍が完了した当日にウクライナ代表の加入が正式に発表された。
ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、キエフで公式戦339試合137ゴール、ウクライナ代表として69試合29ゴールを記録しているウィングの獲得を喜んでいる。「アンドリーのことは以前から追っていた。彼はクラブとウクライナ代表でトップレベルのサッカーを見せてきた」と公式ウェブサイトで歓迎のコメントを出した。
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一方でヤルモレンコ本人は「欧州の偉大なクラブに移籍することを許してくれたディナモ・キエフに感謝を告げたい」とコメント。「ドルトムントが掲げる目標に向けた助けとなるために、毎回のトレーニングでハードワークをしてみせる」と意気込みを語った。
なおドイツ誌『キッカー』によると、ドルトムントがキエフに対して支払う移籍金は2500万~3000万ユーロ(約33億~39億円)程度だという。
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