Getty Imagesチェルシーは、プレミアリーグ第24節でウェストハムに2-1で勝利した。
前節もマンチェスター・シティに敗れ(1-3)、直近のリーグ戦7試合でわずか1勝（3分け3敗）と調子を落としていたチェルシー。そして迎えた本拠地スタンフォード・ブリッジでのロンドン・ダービーでも、42分に先制点を許す展開に。それでも後半早い時間から積極的に選手を入れ替え、64分にはペドロ・ネトが同点弾。そして74分、コール・パーマーの突破からオウンゴールで逆転に成功し、そのまま白星を掴んでいる。
これで勝ち点を43まで伸ばし、4位浮上に成功したチェルシー。『GOAL』は選手・監督を採点する。
Getty Images Sportフィリップ・ヨルゲンセン(5/10)
ロベルト・サンチェスに代わって守護神を務めたが、ボール扱いに苦労し、ショットストップも安定感がなかった。
リース・ジェームズ(5/10)
攻撃時に深い位置まで押し込んだ際にはある程度存在感を見せたが、守備対応には苦戦し60分で交代に。
トシン・アダラビヨオ(7/10)
守備陣のリーダーとしてボール奪取に貢献。最終盤にチームを救うブロックも見せた。
レヴィ・コルウィル(3/10)
ミスから失点を招き、最後まで厳しい展開に。
マルク・ククレジャ(6/10)
常にマーカーに捕まることなく、ボックス内への侵入が同点弾に繋がった。
Getty Images Sportモイセス・カイセド(7/10)
ややエンジンがかかるのに時間がかかったが、終盤にかけて中盤を支配するパフォーマンス。
エンソ・フェルナンデス(6/10)
無謀なチャレンジで一発退場を免れたのは幸運だった。後半はそのエネルギーがチームを助けている。
コール・パーマー(6/10)
彼が主導権を握れない試合では、チェルシー全体が苦戦する傾向にある。決勝弾のシーンは運もあったが素晴らしい突破。他の選手が平凡なパフォーマンスに終始した中、プレー関与は誰よりも多かった。
Getty Images Sportノニ・マドゥエケ(5/10)
序盤のチャンスを逃して貢献はほとんどなく、最も歓声を浴びた瞬間は主審を倒してしまった時だった。
ニコラス・ジャクソン(4/10)
なかなかタッチも安定せず、これで8試合連続ノーゴールに。
ジェイドン・サンチョ(5/10)
元チームメイトであるワン＝ビサカに捕まり、後半すぐに交代となった。
Getty Images Sportマルク・ギウ(6/10)
負傷したジャクソンに代わって出場。ボックス内では存在感を放った。
ペドロ・ネト(7/10)
後半頭の出場で、チャンスを最大限活かして同点弾をマーク。誰よりも相手をかわし、逆転勝利のキーマンに。
クリストファー・エンクンク(5/10)
ウイングなのか中盤なのかはっきりせず、試合に絡むことはできなかった。
マロ・グスト(6/10)
ジェームズに代わって出場し、スピードとダイナミズムをもたらした。
トレヴォ・チャロバー(N/A)
出場時間が短いため採点なし。
エンツォ・マレスカ(6/10)
残念な内容ではあったが、こうした粘り強い勝利は今のチームに必要だった。最初のゲームプランには疑問があるものの、後半の早い時間の選手交代が流れを変えている。
