Goal.com
Daichi-Kamada(C)Getty Images

鎌田大地加入のラツィオ、「ひどすぎる」開幕連敗スタートの原因は?伊紙が「警鐘のサイン」を分析

日本代表MF鎌田大地が所属するラツィオの開幕2連敗について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が特集記事で分析を行った。

開幕戦ではレッチェに1-2で逆転負けを喫し、第2節では昇格組のジェノアに0-1と敗れて2連敗を喫したラツィオ。イタリア紙は「アイディアの見えないラツィオ、(マウリツィオ)サッリは新選手たちの奮起を待っている」との見出しでスポットライトを当てた。

「サッリはかねてよりチームプレーと組織力の大切さを説いてきた」が、「1人の選手を売却しただけでチームは困難に陥ってしまったのなら、耐え難い矛盾だ」と指摘。しかし実際、「分析をこれだけに集約するわけにはいかない。セルゲイ・ミリンコヴィッチ(サヴィッチ)の放出だけでは、ラツィオのひどすぎるスタートを説明するには不十分だ」と主張している。

同紙は、ミリンコヴィッチ=サヴィッチのように「パワーとクオリティを兼ね備えた選手は貴重」だったとしつつ、「ラツィオは軍曹がいなくても、レッチェやジェノアには勝たなければならなかった。なぜ2試合とも負けてしまったのか理解する必要がある」とし、開幕から2試合は勝利が必要だったと指摘した。

■昨季2位ラツィオの2連敗の原因は?

そして『ガゼッタ・デロ・スポルト』はジェノア戦を振り返り、高いボール支配を保ちながらも枠内シュートはわずか3本だったことや、コンディション不足による非保持の際の動きの少なさなどを指摘。さらに「警鐘のサイン」として、ラツィオのパス回しが遅く、予測可能なものであった点を挙げ、「ジェノアはパスコースを封じることに成功していた」と分析した。「ファンタジーを見せたルイス・アルベルト」を除き、「ボールタッチが多すぎてパスが少ない。不意のひらめきのプレーが1つもなかった」とも強調している。

さらに「補強の遅れが現在、ネガティブな効果をもたらしている」と主張。「鎌田大地はまだ、自身の立ち位置を理解していない。(グスタフ)イサクセンは適応を急がなければならない。(ニコロ)ロヴェッラは、チームの舵取りを担わなければならないはずだ」など、新戦力の課題を指摘している。一方で、「サッリも自身の指揮下で新戦力の適応は時間がかかることを認めている」とし、ラツィオは「工事中」の段階と評価。それでも、これからナポリやユヴェントスとの対戦が控える中、「急いで目を覚まさなければ、チャンピオンズリーグ(CL)が始まる9月中旬に深刻な危機に陥る危険がある」と結論付けた。

広告