年間1万130以上のスポーツコンテンツを配信するDAZN(ダゾーン)を利用するうえで知っておきたいポイントを9つに分けて解説。
DAZNの月額料金、支払い方法、視聴方法などを紹介していく。
目次
- DAZN(ダゾーン)の魅力
- DAZN(ダゾーン)の配信コンテンツ
- DAZN、WOWOW、スカパー!の比較
- DAZN(ダゾーン)の月額料金
- DAZN(ダゾーン)の支払い方法
- DAZN(ダゾーン)の視聴方法/視聴可能端末
- DAZN(ダゾーン)の番組表
- DAZN(ダゾーン)のよくある質問
1. DAZN(ダゾーン)の魅力
魅力その1:多彩なスポーツコンテンツが揃う
DAZN(ダゾーン)では130以上のスポーツコンテンツ、年間10,000試合以上をライブ中継&見逃し配信している。サッカーでは明治安田生命Jリーグ(J1・J2・J3)の全試合、AFCチャンピオンズリーグ、AFCアジアカップ カタール2023(一部テレビ放送あり)を独占的に配信。
また、節ごとに配信される「やべっちスタジアム」や「Jリーグジャッジリプレイ」、欧州日本人選手にスポットを当てる「内田篤人のFOOTBALL TIME」など多彩なコンテンツも揃う。
また、DAZNではプロ野球コンテンツにも力を入れている。セ・リーグ、パ・リーグの公式戦を配信中だ。(広島主催試合を除く)。その他にも、F1などのモータースポーツ、バレーボール、テニスなどを網羅している。
魅力その2:試合以外のコンテンツも充実
Jリーグでは毎節の話題となった判定を識者を交えて分析する「Jリーグジャッジリプレイ」を毎週配信。また、欧州各国リーグのダービーマッチなどの注目試合では、選手の声や事前解説をふんだんに盛り込んだ特別番組もある。
また、内田篤人氏の冠番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」、欧州各国リーグや代表戦を語る「FOOTBALL FREAKS」など、試合以外で楽しめるコンテンツが揃っている。
魅力その3:DAZNはサッカーだけじゃない!
DAZNではサッカー以外にも、130を超えるジャンルのスポーツを配信している。
Formula 1(F1)世界選手権は、2025年までDAZNで視聴可能となった。さらに、プロ野球やボクシングといった人気ジャンルのスポーツが目白押しだ。
魅力その4:見逃し配信
ライブで見ようと思っていた試合が突然の約束で見られなくなってしまった…。こういった経験がある方も多いのではないだろうか。そんなときでもDAZNなら大丈夫。ライブ中継終了後に見逃し配信があるので、いつでもどこでも観たい試合を見たいときに観戦することができる。
もちろん、試合の途中でも、巻き戻して試合開始から視聴し直すことも可能だ。「いつでも、どこでも、自分のペースに合わせて」視聴が楽しめる。この便利さは、スポーツ観戦の幅を大きく広げてくれるだろう。
魅力その5:ライフスタイルにあった複数のハイライト配信
「朝の通勤通学の時間帯で、昨日の試合を振り返りたい!」といった方には、DAZNが用意している複数のハイライトがおすすめだ。
注目度の高い試合では短尺のハイライトから試合のキーポイントがふんだんに盛り込まれた長尺のハイライトまで、複数の選択が可能。視聴方法もDAZNにログインし、試合のカードをタップするだけ。時間をかけずに好きなスポーツを追いかけることが可能だ。
2. DAZN(ダゾーン)配信コンテンツ
Jリーグや海外サッカーを配信するDAZN(ダゾーン)。現在配信を行っているスポーツコンテンツは多岐にわたるが、以下に主な配信コンテンツをまとめてみた。
■代表サッカー
- W杯アジア最終予選 ※日本戦のアウェイは独占
- W杯欧州予選 ※独占/各節2試合以上配信
- UEFAネーションズリーグ ※独占/全試合配信
- UEFA EURO 2024 予選
- AFC アジアカップ(2023年大会(2024年開催)、2027年大会)※グループ2試合独占配信、ラウンド16独占配信、その他は地上波などと並列
- AFC 女子アジアカップ(2022年大会、2026年大会)※独占
- AFC 女子オリンピック予選(2024年大会、2028年大会)※地上波などと並列
- AFC U23 アジアカップ(2022~2028年大会)※2022年、2026年独占、2024年、2028年大会は、地上波などと並列
- AFC U20アジアカップ(2023~2027年大会)※独占
- AFC U17アジアカップ(2023~2027年大会)※独占
- AFC U20 女子アジアカップ(2022~2028年大会)※独占
- AFC U17 女子アジアカップ(2022~2028年大会)※独占
- AFC フットサル選手権(2022~2028年大会)※独占
- AFC ソリダリティーカップ(2024年大会、2028年大会)※独占
■国内サッカー
- AFCチャンピオンズリーグ ※独占
- 明治安田J1リーグ ※独占
- 明治安田J2リーグ ※独占
- 明治安田J3リーグ
■海外サッカー
- リーグ・アン(フランス)
- ラ・リーガ1部(スペイン)
- ラ・リーガ2部(スペイン)
- セリエA(イタリア)
- DFBポカール(ドイツ)
- チャンピオンシップ2部(イングランド)
- コッパ・イタリア(イタリア)
- スーペルコッパ・イタリアーナ(イタリア)
- ジュピラー・プロリーグ(ベルギー)
- ベルギーカップ(ベルギー)
- ポルトガルリーグ1部(ポルトガル)
- ポルトガルリーグ2部(ポルトガル)
- UEFA女子チャンピオンズリーグ ※独占/2025年まで放映権獲得
- 女子インターナショナルチャンピオンズカップ(WICC)
- AFCカップ(2021~2028年大会)
- AFCフットサルクラブ選手権(2022~2028年大会)
■野球
- パシフィック・リーグ(パ・リーグ)
- セントラル・リーグ(セ・リーグ) ※広島カープ主催のホーム戦を除く
■モータースポーツ
- Formula 1(F1)
- Formula 2(F2)
- Formula 3(F3)
- Wシリーズ
- ポルシェスーパーカップ
- エクストリームE
■テニス
- WTAツアー※グランドスラム・国内大会を除く
■バスケットボール
- FIBAバスケットボール※一部試合
■ゴルフ
- ゴルフチャンネル
- ヨーロッパツアー
- JLPGA
- Web.comツアー
- Long Drive Championship
- ゴルフセントラル ニュース番組
■アメリカンフットボール
- NFL レギュラーシーズンを含む全試合
■その他
- 総合格闘技
- ボクシング
- ダーツ(PDCトーナメント)
- ビリヤード
- サッカーやF1など、各種eスポーツ大会
- ドキュメンタリー
※2024年時点。
※最新の情報はDAZN公式サイトをご覧ください。
3. DAZN、WOWOW、スカパー!の比較
NHKや民放各局以外に、サッカーを放映しているサービスは主にDAZN、WOWOW、スカパー!、ABEMAが挙げられる。この4つのサービスに違いはあるのか。比較してみる。
月額料金比較
種類 | DAZN | WOWOW | スカパー!※1 | ABEMA |
---|---|---|---|---|
通常価格 | 4,200円(税込) ※DMM×DAZNホーダイなら3,480円(税込) | 2,530円(税込) | 2,480円(税込) | 一部無料 プレミアムなら960円(税込) |
※1:スカパー!サッカーセットの価格。これに毎月基本料金の429円(税込)がかかる。
※2:申込む場合は、最新の料金情報を必ず各Webサイトでご確認ください。
視聴方法の違い
DAZNはインターネットを利用した配信サービスとなるため、インターネット契約が前提となる。受信環境を整えられれば、スマートフォンやPC、タブレットはもちろんのこと、Amazon Fire stick TVやChromecastなどのデバイスを使うことでテレビで視聴することも可能となる。
スカパー!とWOWOWをテレビで視聴する場合は、BS環境やチューナーが必要となる場合があり、これらを準備することが必要だ。特にスカパーは契約条件が複雑なため、詳しくはホームページで確認できる。
DAZN Standard | WOWOW | スカパー! | ABEMA | |
視聴可能端末 |
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登録可能台数 | 5台→無制限(2/14以降) (DAZN Globalは3台) | 5台 | ー | 2台※プレミアム |
同時視聴台数 | 2台 (DAZN Globalは1台) | 1台 | ー | 2台※プレミアム |
4. DAZN(ダゾーン)の月額料金
DAZNの料金は、月額プランが4,200円(税込)、年間プラン(一括払い)が32,000円(税込)、年間プラン(月々払い)が月3,200円(税込)の年間38,400円となる。
DMM×DAZNホーダイなら月額1,270円もお得
DMM×DAZNホーダイは、動画配信サービス「DAZN Standard」と「DMMプレミアム」の2つがセットとなった新プラン。サービスは2023年3月23日(木)にスタートした。
「DAZN Standard」は、サッカー(明治安田生命Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン等)や野球(NPB公式戦/※広島除く)、F1といったプレミアムなスポーツが視聴可能。
「DMMプレミアム」は、アニメを主軸に、バラエティや2.5次元舞台・ミュージカル、ドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツを提供する「DMM TV」の有料プランで、新作から独占配信作品、そしてオリジナル作品まで、アニメ約5,000作品、エンタメを含む16万本のコンテンツを楽しむことができる。
▶DMM×DAZNホーダイなら通常DAZNの月額よりもお得に視聴可能
DMM×DAZNホーダイの料金は、月額3,480円(税込)となる。
なお、同プランに加入すれば、DMM関連コンテンツのレンタル・購入などに使える「DMMポイント」を新規入会月から3ヵ月間、毎月550ポイントが付与される。
通常「DAZN Standard(月額4,200円/税込)」と「DMMプレミアム(月額550円/税込)」を別々に加入した場合は合計4,750円(税込)となるが、DMM×DAZNホーダイなら1,270円お得な3,480円(税込)で利用可能となる。
※2024年3月時点の情報。
▶DMM×DAZNホーダイに登録!現在DAZNを利用中でも切り替え可能(一部除く)
5. DAZN(ダゾーン)の支払い方法
DAZN視聴料金は以下の方法で支払うことができる。なお、年間視聴パスやアプリ内課金の場合は、基本月額料金と異なる場合があるので注意が必要となる。
DAZNの支払い方法は以下の通り。新たにJ:COM、JCTA加盟局経由での支払い方法にも対応している。
- 国内発行のクレジットカード、デビットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club)
- Paypal
- DAZNプリペイドカード
- DAZN年間視聴パス
- Apple ID(アプリ内課金)
- Amazon(アプリ内課金)
- Google Play(アプリ内課金)
- モバイルキャリア決済(Softbank、Y!Mobile、au、UQ Mobile。docomoは「DAZN for docomo 」加入者のみ利用可能)
- ケーブルテレビ(J:COM、JCTA加盟局)
6. DAZN(ダゾーン)の視聴方法/視聴可能端末
視聴可能端末
- スマートフォン(iPhone、Android)
- タブレット(iPadなど)
- パソコン(Windows、Mac)
- テレビ (スマートTV、PS4などのゲーム機、Amazon Fire TV)
スマートフォンやタブレットで視聴する場合
「DAZN」アプリのインストールが必要となる。iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playストア。
また、iOSとAndroidの対応バージョンについてはApp StoreならびにGoogle Playストアで確認しておこう。Amazon Kindle Fireを利用する場合は、2014年以降に発売されたモデルでのみ、DAZN接続が可能になっている。
なお、DAZNアプリ内では会員登録ができないため、DAZN公式サイトから会員登録を済ませる必要がある。会員登録が完了すれば、アプリ内でログインをして視聴を開始することができる。
パソコンで視聴する場合
パソコンで視聴する場合は、ご自身が利用するインターネットブラウザで「DAZN」と検索。検索結果に表示されたDAZN公式サイトをクリック。会員登録を済ませていれば、すぐに視聴が可能となる。
テレビで視聴する場合
テレビで視聴するには4つの方法がある。
- パソコンからHDMIケーブルで接続する
- Amazon FireTVでDAZNアプリをダウンロードして視聴する
- スマートテレビで視聴する。
- ゲーム機でアプリをダウンロードして視聴する
パソコンを直接HDMIケーブルでテレビに接続する以外は、いずれも機器内のアプリを利用して視聴することになる。スマートテレビやAmazon FireTVの場合はデフォルトでDAZNアプリが内蔵されている場合も多いので安心だ。(内蔵されていない場合でもアプリストアからダウンロード可能)
ゲーム機ではPlaystation4(PS4)、XBox OneとXBox One Sに対応している。各ゲーム機の利用方法については以下の記事にまとめている。
関連記事: DAZNをテレビで見る7つの方法|4K、Fire TV Stick、PS4で視聴するための手順
7. DAZN(ダゾーン)の番組表/配信スケジュール
Jリーグや海外サッカーをはじめとして、プロ野球やF1といったスポーツ動画を専門に配信しているDAZN。ライブ放送を見逃してもオンデマンドで好きなときに見られるのも大きな魅力と言えるだろう。サッカーコンテンツの番組表、試合日程は下記から確認できる。
8. DAZN(ダゾーン)のよくある質問
推奨される端末のバージョン
- PC :Windows8.1, Windows10, MacOSX以上のデバイス。
- WEBブラウザ :最新バージョンのGoogle Chrome, Safari, Firefox, Internet Explorer, Microsoft Edge.
- モバイル :iOS 11.0以上, アンドロイド4.4以上のデバイス
- ゲーム機 :Playstation4, Playstation4 Pro, XBox One
- テレビ :Android搭載テレビ(Sony, SHARP等), Panasonic製スマートテレビ(2014+), LG製スマートテレビ(2014+), TOSHIBA製スマートテレビ, ソニー製スマートテレビ(2014+), DIGAブルーレイディスクレコーダー(2016+)
- その他 :Amazon Fire TV, Fire TV Stick, Google Chromecast, Apple TV, SHARP AQUOSココロビジョンプレーヤー, ひかりTV対応チューナー(ST-3400), Air Stick, Air Stick 4K, ドコモテレビターミナル
モバイルで視聴できない場合の対処方法
- DAZN内の他の動画も視聴できないか確認する。(他の動画が視聴できた場合は、該当の動画のみにエラーが起きている可能性があります)
- DAZNアプリを最新バージョンにアップデートする。
- DAZNアプリを削除し再インストールする。(再度ログインをすれば、改めてクレジットカード情報の入力等は必要ありません)
- デバイスを再起動する。
- Wi-Fiルーターを再起動する。
パソコンで視聴できない場合の対処方法
- DAZN内の他の動画も視聴できないか確認する。(他の動画が視聴できた場合は、該当の動画のみにエラーが起きている可能性があります)
- ブラウザを再起動する。
- ブラウザを最新のバージョンにアップデートする。
- パソコンを再起動する。
- ルーターを再起動する。
視聴環境について
DAZNはインターネットを介した動画配信サービスのため、インターネット回線のスピードや視聴をするデバイスやスペック、またPCではブラウザによっても画質や遅延の状況が変わる。
以下のような環境で視聴した際の画質や映像遅延について調査を行ってみた。
- ネット環境=Wi-Fi(モバイルルーター)
- デバイス=PC
- ブラウザ=Google Chrome
まず画質に関しては、試合を見るのに十分という印象を受ける。インターネット回線の状況によって時折グッと画質が落ちる場合もあるが、周囲に人が多い状況で視聴したため回線が混雑したことも原因かもしれない。ただこれ以外は基本的に違和感なく視聴できるレベルにある。
次に遅延に関して。試合によって異なるが、基本的に数十秒~1分程度の遅れが発生している。インターネット回線を通じたサービスのため、どうしても遅延は発生してしまうようだ。
DAZNの公式ヘルプページを参照すると、回線速度ごとの視聴環境の目安は以下のようになるとのことだ。
- 2.0Mbps: 標準画質での動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。
(外出先でご視聴の場合、快適な回線速度です) - 3.5Mbps: HD画質での動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。
(モバイルデバイスでご視聴の場合、最適な回線速度です) - 6.0Mbps: HD画質と高フレームレートでの動画をお楽しみいただけるインターネット接続スピードです。
(TVでご視聴の場合、6.0Mbps以上の回線速度をお勧めします) - 8.0Mbps: 弊社が提供する最高のビデオ品質で動画をお楽しみいただける回線速度です。
回線速度が2.0Mbps以上あれば少なくとも標準画質以上でDAZN視聴を楽しむことができるようだ。よほど回線が混雑する場所にいたり、電波を通しづらい建物内にいたりしない限り、まともに試合が見れないような低画質になってしまうことはないことがわかる。
録画・ダウンロード視聴できる?
2024年8月の時点で、DAZNでのコンテンツの録画やダウンロードはできない状況である。
ただし、録画機能のかわりにライブ放映後にも視聴できる『見逃し配信機能』がついている。提供期間は各スポーツによって異なるが、原則として30日間となっているようだ。ライブ放送を見られなかった場合でも、好きな時間に視聴することができるので便利だ。
また、見逃し配信と同時に、見どころをピックアップした『ハイライト配信』もあるため、注目のシーンをまとめてみることも可能だ。
他にも気になることがある場合は、 DAZN公式サイトのよくある質問ページ をチェックしてほしい。