PSVのピーター・ボス監督が土曜午後、敵地でのADOデン・ハーグ戦で激怒した。51分、アイントホーフェンのチームを率いる指揮官は、タッチライン際でジェイレン・ホーキンスと言い争いになった。
口論のきっかけは、ハーフタイム直後の異例の場面だった。PSVのGKマテイ・コバールは、佐野航大が負傷の治療を受けられるよう、意図的にボールをラインの外へ出していた。
しかし、結局治療は行われず、ADOはその後、ボールをPSVに返さずにプレーを続けた。これにPSV側が反発し、ボス監督は当時タッチライン近くにいたホームチームの背番号17、ホーキンスに詰め寄った。
この口論が起きた時点で、PSVはデン・ハーグでの一戦にすでに苦しんでいた。ボス監督のチームは、スフェン・マイナンスがレッドカードを受け、後半を10人で戦わなければならなかった。
そのマイナンスは、試合序盤に先制点を決めていた。21分、マウロ・ジュニオールのパスで抜け出したフース・ティルが絶好のクロスを送り、マイナンスが見事に決めた。
しかし、前半終了間際にPSVは立て続けに痛手を負う。まずティルが負傷でピッチを去ると、43分にはマイナンスがADOのペナルティーエリア内で大きく遅れたスライディングタックルを仕掛け、2枚目のイエローカードを受けた。
後半、好機と見たホームチームは55分に同点に追いつく。ユホ・キロが約20メートルの距離から放ったシュートは、マウロ・ジュニオールのかかとに当たってコースが変わり、コバールはなすすべがなかった。スコアは1-1。そしてPSVはアディショナルタイムも終盤、途中出場のマテイ・シンにヘディングシュートを決められ、2-1で敗れた。





