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メッシGetty Images

メッシ、アルゼンチン代表引退を発表!「これ以上与えられるものは何もない。自分をアルゼンチン人にしてくれた神に感謝を」

FWリオネル・メッシ(39)が31日、アルゼンチン代表を引退することを発表した。

先の北中米ワールドカップ(W 杯)では、決勝でスペインに敗れて大会連覇を逃したメッシ。その後、父親ホルへ氏の逝去という出来事にも直面した同選手は、SNSを通じて次のようなメッセージを記している。

「あの決勝から少し時間が経った。深く考えたけど、みんなに代表を引退すると伝えさせてもらうよ…」

「辛い決断だった。魂まで痛む決断だけど、今こそがその時なんだと思っている。誓って言うよ。僕はいつだって全力を尽くしてきた。それはすべてを勝ち取った、ここ数年のことだけじゃない。僕はずっとこのユニフォームのために戦い、すべてを出し尽くしてきたんだ。みんなに喜びを届けるために。サッカーを通じて、自分たちがアルゼンチン人であることを誇りに感じてもらうために、ね」

「残された時間はわずかだ。色々な日々が終わっていくけれど、今回の決断は自分にとって本当に辛いものだった。僕は代表チームにいることを愛し、愛したし、これからも愛し続ける。僕は自分のすべてを注ぎ込み、これ以上与えられるものはもう何も残っていないんだ。それに、代表チームでプレーすべき素晴らしい若手たちも育ってきていることだしね」

「この20年間で受け取った、すべての愛情に感謝している。ピッチの中で、みんなの声援を聞けなくなるのは、とても寂しい。これから僕は君たちの一人となって、外からチームを応援し、支え続けるよ(良い時はもちろん、悪い時はそれ以上にね)」

「いつもそばにいてくれた、この美しくも困難な旅をともに歩んでくれた家族に感謝を伝えたい。ともに歩んだ監督、チームメイト、関係者の一人ひとりにも感謝を。一緒に過ごした忘れられない思い出や瞬間は、この胸に刻まれているんだ」

「チームメイトたちと一緒に、みんなに夢見た瞬間をプレゼントできた。僕は穏やかに、誇りを胸にチームを後にする。みんなとあの瞬間をともに生きられたことは、最高に熱かった。みんな、愛してるよ!」

「そして、自分をアルゼンチン人としてくれた神に感謝をしたい。バモス(行こう)、アルゼンチン!」

「※この文章は決勝の2日後となる7月21日に書いたものだ。今日、父さんのことがあって、この決断への確信をさらに深めている」

メッシは18歳だった2005年8月にアルゼンチンのフル代表でデビューを果たした。しかし13歳でバルセロナの下部組織に入団し、キャリアの大半をスペインで過ごしてきたことや、代表チームで長らくタイトルに恵まれなかったことから、一時はアルゼンチンの国民から厳しい批判を浴びる苦難の時期も経験している。

2016年のコパ・アメリカ・センテナリオ(100周年記念大会)では、2014年のブラジルW杯、2015年のコパ・アメリカに続く3年連続となる決勝での敗退を味わい、一度は代表引退を決意。その際には大統領までも巻き込んだ熱烈な慰留キャンペーンがアルゼンチンで行われ、2カ月で引退を撤回した。

その後もアルゼンチン代表ではタイトルに恵まれず、少なからず批判も受けていたメッシだが、2021年のコパ・アメリカ優勝で流れを変えると、2022年にカタールW杯優勝を達成。“史上最高の選手になるために唯一欠けていた”とも言われた世界制覇をついに成し遂げた。

2024年コパ・アメリカでもチームを優勝に導いたメッシは、今回の北中米W杯で大会連覇を目前としたが、スペインに延長戦の末に0-1で敗戦。試合直後、涙をあふれさせるメッシに対して、スタンドのアルゼンチンサポーターは代表チームへの貢献と感謝を伝えるべく、その名を繰り返し叫んでいた。

コメント翻訳=江間慎一郎

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