C・ロナウドの去就はどうなる？ フルミネンセ会長「彼はブラジル移籍には興味がないらしい」

C・ロナウドは現在、サウジアラビアのクラブとの契約を継続中だ。だが、契約延長についてはまだ合意に至っていない。現在の契約は6月30日に満了する。再編成されたクラブ・ワールドカップへの参加を可能にする新たな所属先を探す動きがあるとの噂もあるが、現時点で具体的な進展はない。

フルミネンセの会長を務めるマリオ・ビッテンコートは、C・ロナウドの元代理人であるジョルジュ・メンデスに連絡を取り、移籍に関する短期契約の可能性を模索したことを明かした。しかし、スーパーエージェントからの回答は明確だった。ブラジルはC・ロナウドの視野には入っていないとのことだ。

『Setor Sul』ポットキャストで、ビッテンコートは次のように述べている。

「ジョルジュ・メンデスとは親しい関係ではないが、彼に電話をしたんだ。彼は長きにわたってロナウドのエージェントを務めてきたが、現在はそうではない。いずれにせよ、ロナウドが私たちと共にクラブワールドカップに出場する可能性について確認するために彼と話した」

「彼は私に、明確に述べたよ。ロナウドはブラジルでプレーする意思はないとのことだ。フルミネンセはポルトガル国旗の色を掲げるチームで、ブラジルでプレーすることは素晴らしいことだし、私たちのファンにとって夢のようなことだということも伝えた。だけど、私たちがオファーを提示するには至っていない」

将来を巡る憶測が飛び交う中、ロナウドはポルトガル代表として、水曜日にドイツとのネーションズリーグ準決勝戦に臨む。