juventus240424Getty Images

ユヴェントスがコッパ・イタリア決勝へ!鎌田大地欠場のラツィオは2点差追いつくも終盤に被弾し敗退

現地時間23日、コッパ・イタリアは準決勝セカンドレグが行われ、鎌田大地の所属するラツィオはホームのスタディオ・オリンピコにユヴェントスを迎えた。

敵地でのファーストレグを0-2で落としているラツィオは、鎌田がふくらはぎの違和感によりメンバー入りできず。ルイス・アルベルトとフェリペ・アンデルソンがトップのカステジャーノスをサポートする攻撃陣で臨んだ。

以下に続く

すると12分、L・アルベルトの左CKをカステジャーノスが頭で合わせ、ラツィオが幸先よく先制する。

俄然、勢いの出るホームチームに対し、ユヴェントスの反撃は23分、ラビオの浮き球パスに抜け出したキエーザが胸トラップからゴール前に折り返すと、ヴラホヴィッチが合わせるもGKマンダスがかろうじてセーブした。

前半終了間際にはL・アルベルトのスルーパスに抜け出したカステジャーノスが決定機を得るも、ここはGKペリンがファインセーブで切り抜け、2試合合計2-1でユヴェントスがリードしたまま試合を折り返した。

迎えた後半、早々にゴールが決まる。49分、F・アンデルソンのクサビのパスをL・アルベルトがダイレクトで流すと、抜け出したカステジャーノスが上手くDFをブロックしながらターンして右足でネットを揺らし、ラツィオが追加点を挙げて2試合合計2-2と追いついた。

ファーストレグのリードを失ったユヴェントスは56分、エリア内左に抜けたマッケニーが、飛び出したGKマンダスを外して折り返すと、無人のゴールに押し込むだけのヴラホヴィッチと競りながらマルシッチがギリギリのところでクリアした。

さらに57分、エリア内右でボールを受けたヴラホヴィッチが縦に仕掛けて右足を振り抜くも、シュートはゴール左へとわずかに外れた。

ウェア、ミリク、ユルディズと攻撃的なカードを次々に切っていくユヴェントスは83分、左クロスが流れ、ファーサイドで受けたウェアが胸トラップからボレーで捉えると、これをゴール前のミリクが合わせて押し込み、ユヴェントスが1点を返して2試合合計3-2とリードを奪った。

積極的な交代策が実って勝ち越したユヴェントスに対し、ラツィオもペドロを投入して残り時間で再び追いつくべく猛攻を仕掛けるが、ユヴェントスも守備を固めて逃げ切りを図る。アディショナルタイムの5分間でもラツィオにゴールを許さなかったユヴェントスが、2試合合計3-2で勝利し決勝進出を決めた。

■試合結果

ラツィオ 2-1 ユヴェントス

(2試合合計2-3でユヴェントスが決勝へ)

■得点者

ラツィオ:カステジャーノス(12分、49分)

ユヴェントス:ミリク(83分)

広告