Jerome Boateng Bayern 2020-21Getty Images

ボアテング争奪戦にローマが参戦、すでにオファーを提示か…ラツィオとのダービーに?

来シーズンからジョゼ・モウリーニョが指揮を執るローマが、バイエルン・ミュンヘンのDFジェローム・ボアテング獲得を目指していると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が30日、報じている。

今夏、元トッテナム指揮官のモウリーニョを招へいすることを決定したローマ。クラブはすでに、来シーズンに向けた補強へと乗り出しており、モウリーニョが獲得を要望するアーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカへの関心が報じられた。

そんなローマは続いて、来月末にバイエルン・ミュンヘンとの契約が満了を迎えるボアテングのフリーでの獲得を検討している。モウリーニョはマンチェスター・ユナイテッドを率いていた2018年にもバイエルンDFの獲得を熱望。しかしボアテングがバイエルンを離れることに難色を示したため、実現しなかった。ポルトガル人指揮官は今夏、あらゆる手段を使ってでもボアテングを引き抜きたいと考えており、ローマはすでに選手に対し、オファーを提示したと伝えられている。

しかしボアテングを巡っては、トルコの強豪フェネルバフチェも関心を寄せているほか、ローマのライバルクラブであるラツィオも獲得を検討。次期監督候補マウリツィオ・サッリとの交渉を行う際に、共通の代理人であるファリ・ラマダニ氏に問い合わせを行ったとみられる。ボアテングを巡るローマダービーの行方は、今後も注目されるところだ。

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