ベルギー代表のリュディ・ガルシア監督は、アメリカ戦代表FWフォラリン・バログンについて語った。
世界中で物議を醸しているフォラリン・バログンの出場に関する問題。アメリカ代表FWは2日に行われたワールドカップ・ラウンド32のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(○2-0)で、DFタリク・ムハレモヴィッチに仕掛けたファウルで一発退場となっていた。しかしFIFAは5日、自動的に科される1試合出場停止処分を1年間延期することを発表。バログンはラウンド16のベルギー戦に出場可能となり、先発に名を連ねていた。
FIFA側はこの処分の延期が独立機関によって下されたものだと主張しているものの、アメリカのドナルド・トランプ大統領がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に電話をかけたことを認めており、アメリカ政府の介入の影響も指摘されている。これを受け、ベルギーサッカー連盟やボスニア・ヘルツェゴヴィナサッカー連盟をはじめ、様々なサッカー連盟が声明で非難。また、UEFA(欧州サッカー連盟)も抗議していた。
そうした中で、ベルギーはラウンド16でアメリカを4-1で撃破。試合前には今回の決定に「エイプリルフールだと思わなかった」と怒りを覗かせていたリュディ・ガルシア監督だが、試合後の会見ではバログン自身を擁護している。
「バログンが私のところに来てくれたのは良かったね。彼のせいではないし、彼を責めるつもりもない。本人にもそう伝えた。話に来てくれたことに感謝するよ」
また、リュディ・ガルシア監督は「(モチベーションを高めるために)このようなことは必要ない。我々にとって本当に重要だったのはゲームプランだ。主導権を握りたかったからね。アメリカはダイナミックでエネルギーに満ちたチームだ。ケヴィン(デ・ブライネ)がいなくてもゴールを奪うことができた」と試合を振り返っている。
準々決勝へ勝ち進んだベルギーは、10日にスペインと激突する。





