Gerard-Pique(C)Getty Images

ピケ、ホーム・カンプノウで大ブーイング…チャビ監督は擁護「彼が偉大なキャプテンであることを知ってもらう必要がある」

チャビ・エルナンデス監督が、DFジェラール・ピケへのサポートを表明したようだ。

ここ先日、チャンピオンズリーグ敗退濃厚にクラシコの完敗と、厳しい時期を過ごしたバルセロナ。しかし、20日に行われたラ・リーガ第10節では本拠地カンプ・ノウでのビジャレアル戦に3-0で勝利。復調の兆しを見せた。

この試合、ピケは78分にジュール・クンデとの交代でピッチへ。その際、ホームのサポーターから辛辣なブーイングと指笛が。CLで痛烈な批判を浴びたピケへの嫌悪感は、未だに拭われていないことが分かるシーンだった。

チャビ監督は試合後の取材に応じ、自分が指導し、一緒にプレーしてきた同選手が、まだ重要な役割を担っていると語った。

「私は団結を呼びかけたんだ。今こそ、一緒になる時だ。私が言えるのは、ドレッシングルームでは、彼はお手本になるということ。そして、彼は偉大なキャプテンだ。それをみんなに知ってもらう必要がある」

「私にとって重要なのは、ピケがドレッシングルームで一緒にいて、いつもグループのためにベストを尽くしてくれることなんだ。今日はリアクションが必要だったし、チームも素晴らしいリアクションを見せてくれた。ピケの監督でいられて幸せだよ」

バルセロナ下部組織出身のピケは、マンチェスター・ユナイテッドでの4年間の武者修行を経て、2008年にバルセロナに復帰。以降通算613試合に出場し、8度のラ・リーガ優勝と3度のCL優勝に貢献している。

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