現地時間13日、カタール・ワールドカップ(W杯)は準決勝が行われ、アルゼンチン代表とクロアチア代表が対戦した。
エースFWリオネル・メッシにとって、悲願の優勝を目指すアルゼンチン。2大会連続でベスト4入りを果たしたクロアチアが相見えた。
試合は34分にメッシがPKを沈めてアルゼンチンが先制。39にもJ・アルバレスがカウンターからの中央突破から押し込んで追加点を奪う。さらに後半に入り69分にはメッシのアシストからJ・アルバレスが2得点目を奪取。
試合はこのまま終了し、3-0でアルゼンチンが圧勝。2014年のブラジル大会以来となる、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
イギリス『BBC』の解説を務める元イングランド代表のアラン・シアラー氏はアルゼンチンの3点目にフォーカス。アシストを決めたメッシの右サイド独走に「センセーショナルなプレー」と絶賛し、以下のように続けた。
「彼のディフェンダーを抜き去る能力については、議論の余地は無い。あのような厳しい状況でも、彼は頭を上げている。アルバレスとの関係をしっかりと理解しているのだ」
「さすがだ。彼が(これまで)してきたすべてが、この勝利に値する。なんてゴールなんだ。言葉を失ったよ。あの位置まで来て、パスを出さない選手を何度も見てきた。ただ、メッシはアルバレスのゴールをお膳立てしたのだ」
決勝に進出したアルゼンチンは、日本時間14日のフランスvsモロッコの勝者と19日に対戦する。
