アメリカ代表の選手たちが、ユニフォームによって苦しめられた。
今夏の北中米ワールドカップで開催国の一つとなっているアメリカ代表は28日にベルギー代表と対戦。39分にウェストン・マッケニーのゴールで先制したが、その後に逆転を許して2-5で敗戦した。
試合後、アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチは「少し奇妙だった」と両チームのユニフォームが酷似していたことに言及した。『ESPN』が伝えた。
「それは言い訳には全くならない。両チームともそういう状況に対処しているからだ。だけど、これはあってはならないことだよ」
この日、両チームともにW杯本番でも着用する新ユニフォームがお披露目となった。ホームのアメリカは赤と白のストライプに紺色のパンツで、対するベルギーは淡い青色と薄ピンクの模様が入った2ndユニフォーム。白っぽい色合いが被っており、一瞬の状況判断が求められる選手たちにとっては大きな影響を及ぼしたようだ。
「難しいんだ。ボールを受け取って顔を上げても、なかなかターゲットを絞り込めないことが多い。頼れるのはシャツの色だけ。そういうものなんだ。そして、シャツの色が非常に似ている場合はさらに難しい」
同チームのユニフォームカラーが似ていたことを知ったのは試合直前。プリシッチは「皆、少しショックを受けていた」と明かしており、マッケニーも「それを試合の言い訳にするつもりは全くないが、確かに少し難しかった。どちらがどちらかをちらっと見て判断しようとすると、ほぼ五分五分の確率だった。だから、判断を下したり、ワンタッチで選手にパスを出したりする前に、ボールをもう少し長く保持する必要があった」と苦戦を認めた。
なお米国サッカー連盟の広報担当者は、試合前にユニフォームの色が衝突しないかどうかを確認するために、多段階のプロセスを実施したと説明した。
