パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、シュタディオン・ザルツブルクでアストン・ヴィラを2-1で撃破。2年連続チャンピオンズリーグ王者として挑んだUEFAスーパーカップで、連覇を達成した。ウナイ・エメリ率いるヴィラの健闘も見事だったが、最後に試合を決めたのは、やはり「止められない男」の存在だった。
開始20分、フヴィチャ・クヴァラツヘリアはあまりに突然に、かつあまりに美しくネットを揺らした。デシレ・ドゥエのパスをペナルティエリア右で受けると、素早い2タッチでマティ・キャッシュをかわし、右足を一閃。短いステップから繰り出された強烈なシュートに、GKは反応することができなかった。まさに完璧な一撃であり、そう何度も見られるようなレベルのゴールではない。
だがしかし、クヴァラツヘリアはいつだってそれを可能にする。両足を自在に使い、抜群のスピードと切れ味で相手DFを抜き去るだけでなく、いとも簡単に決定的なシュートを叩き込んでしまうのだ。この試合でもヴィラは彼に対応できず、88分の交代までにドリブル突破3回、デュエル勝利5回、ボックス内タッチ数9回を記録している。
おそらく、FIFAワールドカップ2026でプレーしていないことから、2026年のバロンドール受賞は難しいだろう。だが、彼の実力や実績は申し分ない。ピッチ上のパフォーマンスだけを評価すれば、現在「世界最高の選手」と言っても過言ではないのだ。






