AFPペジェグリーニ、モウリーニョの批判に対しベティスの戦術を擁護
ペジェグリーニにとって、レアル・ベティスにとって歴史的な一夜をモウリーニョの試合後コメントにかき消させるつもりはなかった。激しい戦いの末にチームが1-0の勝利を収めるのを見届けたチリ人指揮官は、ホームチームが主に引き分け狙いで戦ったというモウリーニョの主張について質問を受けた。セビージャで緊迫した一戦を通して相手に圧力をかけられ続けたにもかかわらず、ペジェグリーニは自チームが勝者にふさわしかったという考えを崩さなかった。
ベティスは運が良かっただけだとの見方に直接応じ、ペジェグリーニは次のように語った。「私は同じ分析はしない。チームは試合開始1分目から勝ちにいったと思っているし、もちろん難しい相手であるレアル・マドリーを相手に、ゴールを狙おうとしていたからだ」とペジェグリーニは説明した。
「彼らには非常に危険なセットプレーがいくつかあり、アルバロ・バジェスが3度、本当に素晴らしいセーブを見せた。しかし最後は我々がゴールを決め、非常に厳しい試合の中で偉大な相手から勝ち点3を手にした。たとえ引き分けで終わっていたとしても、それはフェアな結果だっただろう。だからその点について言えば、サッカーではよくあることだ。我々は自分たちのチャンスを生かし、彼らは生かせなかった」
Getty Images Sport指揮官はモウリーニョの試合に関する不満を一蹴する
モウリーニョはベティスにある程度のアグレッシブさがあったことも示唆したが、ペジェグリーニ監督は試合結果に主審が影響を与えたとの見方をすぐに否定した。判定をめぐるモウリーニョの不満について、ペジェグリーニ監督は退けた。
「我々があまりにラフなプレーをしたとは思わない。両チームともボールを争っていたと思う。主審の影響が大きかったとは考えていない。イエローカードが1枚多かったか少なかったかにかかわらず、それが試合結果を左右する決定的な要因だったとは思わない」と同監督は語った。
「我々は主審のおかげで勝ったのではない。チャンスを生かし、相手が自分たちのチャンスを決め切れなかったから勝ったのだ。アルバロ・バジェスに止められた場面もあれば、与えられたPKを失敗した場面もあった。フットボールの結果とはそういうものだ。個々の出来事が結果を決めるが、主審がその理由だったとは思わない」
セビージャでのレジリエンスと24時間ルール
ベティスにとってこの勝利は、前節でレバンテに痛い敗戦を喫した直後だっただけに、とりわけ甘美なものとなった。ペジェグリーニは以前から感情の安定を重視する哲学を説いており、個々の結果に選手たちが振り回されることを良しとしていない。指揮官は、不本意な結果の後でもチームへの接し方は変わらないと説明し、チームのアイデンティティーと精神的な強さは、1週間ごとの反応ではなく、長年の積み重ねによって築かれるものだと強調した。
ペジェグリーニはロッカールームでのメッセージについて、次のように語っている。 「ベティスで過ごしてきたこの7年間、私が伝え続けてきたのは同じことだ。フットボールが与えるのは24時間。勝利を味わうための24時間、敗戦に苦しむための24時間だ。試合ではさまざまな個別の出来事が起こる。レバンテ戦で起きたように、それが物事をそうした展開にしていく」
「それを理解しなければならないし、分析しなければならない。勝った時も負けた時も、しっかり自己批判できなければならない。そして次の試合に勝つため、自分たちが何をしているのかを1日24時間確信していなければならない。私たちはそれを実行した」
Getty Images Sport途中出場組のインパクトとパロットの節目
試合の流れを変えたのは、ペジェグリーニの戦術的修正だった。途中出場のトロイ・パロットがゴールネットを揺らした。此前のレバンテ戦では決定機を逃していたアイルランド人ストライカーだが、途中出場の同僚ネルソン・デオッサの落としを押し込み、持ち前の嗅覚を示した。指揮官は新戦力の得点を喜び、レアルのような格のクラブを相手に決勝点を決めたことは、ラ・リーガに適応していく上でこの選手の自信を大きく高めるはずだと語った。
「トロイ・パロットのことを本当にうれしく思っている。異なるスタイルのフットボールの中でクラブに加わり、新しいチームで新たな章をスタートさせる中、レアル・マドリー相手に決勝ゴールを決めた。彼に大きな自信を与えることになると思う」とペジェグリーニは述べた。
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