Gettyメンディ、欧州遠征のメンバーから外れる
レアル・マドリーはチャンピオンズリーグのリーグフェーズに向けた25人の登録メンバーを提出し、その中で最も注目を集める外れた選手となったのがメンディだ。フランス代表のメンディは5月に右脚の筋肉系の問題を負って以降、レアル・マドリーでプレーしていない。
同じく離脱中のエデル・ミリトンとロドリゴ・ゴエスが欧州での登録メンバーに残った一方で、モウリーニョは負傷中の左サイドバックを登録しない判断を下した。メンディの不在により、新加入の19歳セルヒオ・マルティネスに道が開かれた。マドリーはラシン・サンタンデールから加入した同選手について、300万ユーロの契約解除条項を行使している。
マルティネスは当初、クラブのリザーブチームであるカスティージャ向けの補強として獲得された。しかし、この10代のMFはすでにトップチームのトレーニングでポルトガル人指揮官に強い印象を与えており、ほかの11人の若手有望株とともにトップチームの欧州登録メンバーへと驚きの昇格を果たした。
(C)Getty Images戦術的な変化と守備のカバー
モウリーニョの決断は、マドリー守備陣の左サイドにおける序列の変化を浮き彫りにしている。メンディは、マルク・ククレジャとアルバロ・カレラスの加入後、サンティアゴ・ベルナベウでの序列を下げており、指揮官は欧州のグループステージを同選手抜きでも戦えると判断している。
守備陣の余剰は、スペインの首都で深まりつつある中盤の危機とは対照的だ。中盤で複数の主力級選手を欠いたことで、モウリーニョはスカッド配分の見直しを余儀なくされ、マルティネスのメンバー入りは単なる育成面での評価ではなく、戦術的な必要性となった。
中盤の人選危機が迫る
マドリーは9月8日に行われるインテルとのチャンピオンズリーグ初戦を前に、深刻な戦力不足に直面している。今夏加入のベルナルド・シウバは、昨季にマンチェスター・シティの主将としてレアル・マドリー戦に出場した際、意図的なハンドでレッドカードを受けており、出場停止処分を受ける。
アルダ・ギュレルとエドゥアルド・カマヴィンガも、ベルナベウで行われるこの欧州での一戦は出場停止となる。さらに、オーレリアン・チュアメニは筋肉系の問題で欠場が見込まれ、ティアゴ・ピタルチも依然として出場が危ぶまれている。
この中盤の戦力低下により、モウリーニョはイタリア王者との一戦へ向けて選択肢の確保に追われている。マルティネスの急速な昇格によって、クラブはピッチ中央で必要不可欠なカバーを確保できることになり、有望株は育成段階の存在から即戦力のトップチーム要員へと変わった。
Getty Images Sportイタリアでの試練を前に、まずは国内での戦いへ
チャンピオンズリーグへと意識を切り替える前に、マドリーはラ・リーガでレアル・ベティスと対戦する。マルティネスはこの国内リーグ戦でレアル・マドリーのトップチームデビューを飾る可能性があり、すでにサンタンデールで1部リーグ初出場は果たしている。
その後、モウリーニョは来週のインテル戦に向けて、手薄な陣容の準備を進めることになる。欧州での初戦はマドリーの中盤の選手層が大きく試される一戦となり、マルティネスにとっては欧州最高峰の舞台で一歩踏み出す機会になる可能性がある。
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