マルク・ファン・ボメルは、ベルギー代表監督としての初陣を金曜日に快勝で締めくくった。ベルギー代表は金曜夜、スタディオ・オリンピコでイタリアを0-2で下し、ミカ・ゴッツ(ベルギー代表初ゴール)とドディ・ルケバキオの見事な得点で勝利を収めた。これにより、ファン・ボメルとベルギーはネーションズリーグのグループステージで最高のスタートを切った。
ファン・ボメルはデビュー戦で、とりわけ前線に新機軸をもたらした。ミカ・ゴッツとディエゴ・モレイラが両ウイングで起用され、シャルル・デ・ケテラーレとともに先発。一方で、ロメル・ルカクはベンチスタートとなった。イタリアではアレッサンドロ・ロマーノが中盤でデビューを飾り、ロベルト・マンチーニは前線にモイーズ・キーンとフランチェスコ・ピオ・エスポジトを並べた。
ベルギーは立ち上がりから、ファン・ボメル体制の新たな状況にほとんど影響を受けていないことを示した。開始7分、デ・ブライネの見事なパスを受けたデ・ケテラーレがいきなり決定機を迎えたが、ドンナルンマが先制点を阻止。対するイタリアも、ピオ・エスポジトがオフサイドポジションからポストを叩いた。
それでも20分、アウェーのベルギーがついに均衡を破る。左サイドでボールを受けたゴッツは中へ切れ込み、フェイントでイタリアの守備陣2人をかわすと、元アヤックスのアタッカーがドンナルンマを破って0-1とした。これで勢いに乗ったベルギーは、その後デ・ケテラーレ、ラスキン、そして再びゴッツを通じて追加点の好機を立て続けに迎えたが、ドンナルンマがイタリアを踏みとどまらせた。
ファン・ボメル率いるチームは前半終了まで最も危険な存在であり続け、デ・カイペルのシュートはわずかにゴール左へ外れた。イタリアは前半終盤にかけてやや試合に入り込み、キーンが好位置からサイドネットを揺らす場面もあったが、その後はハーフタイム直前に反対側でンゴイもゴールを外した。こうしてベルギーは、内容に見合ったリードを持ってロッカールームへ引き揚げた。
後半に入ると試合の様相は変わり、イタリアがいきなりベルギー代表に圧力をかけた。再開直後にはキーンが同点弾を決めたかに見えたが、ランメンスが見事な足でのセーブで阻止。その後もピオ・エスポジトのシュートに対応しなければならなかった。ベルギーもその合間にデ・ブライネを起点に反撃し、デ・ケテラーレのクロスにヘディングで合わせたが、正面を突いてドンナルンマに阻まれた。
ファン・ボメルはイタリアの攻勢に対し、58分にデ・ブライネとモレイラを下げてハンス・ファナケンとルケバキオを投入した。ロベルト・マンチーニも数分後に同じく3枚替えを行ったが、その後に試合を決定づけたのはベルギーの途中出場選手だった。ルケバキオは69分、ハーフウェーライン付近でボールを受けると、自らイタリアのペナルティーエリアへ向かって進んだ。
このアタッカーは中へ切れ込むと、ペナルティーエリア外から圧巻のシュートを放ち、ドンナルンマも0-2となる一撃にはなすすべがなかった。イタリアはその後、試合に引き戻すことができず、ファン・ボメルはベルギー代表監督としての船出を敵地イタリアでの勝利で飾った。なお、ベルギー代表にとってこれはイタリアとの過去6度の対戦で初勝利となった。





