バルセロナのミッドフィールダー、マルク・カサドが、今夏の移籍市場でカタルーニャのクラブを離れることに近づいた。ドイツ人指揮官ハンジ・フリックの構想から外れたためで、トルコのベシクタシュが同選手獲得に向けて活発な動きを続ける一方、移籍市場の閉幕前に彼の将来を決着させようとする他クラブの関心も高まっている。
スペイン紙『スポルト』によると、ベシクタシュはここ数日、バルセロナとカサドに移籍への合意を促すべく動きを強化しており、同トルコクラブは今夏の当初から同選手に関心を示していた。
ベシクタシュのスポーツディレクターで、かつてボルシア・ドルトムントのスカウトを務めたエドゥアルド・グラフは、カサド獲得構想の最も有力な支持者の一人だった。同トルコクラブは、選手の代理人ジョルジェ・メンデスに接触したうえで、バルセロナのスポーツディレクター、デコとの交渉に入ることで動きを始めた。
バルセロナは当初、移籍金を2000万ユーロほどに設定していたが、移籍市場の閉幕が迫っていることから、クラブは金銭的な要求を再検討する可能性がある。特に、フェラン・トーレスのパリ・サンジェルマンへの移籍を含め、今夏の売却に関する目標を達成することに成功した後ではなおさらだ。
カサド獲得の争いはベシクタシュだけにとどまらず、ドイツのライプツィヒも同選手に関心を寄せる陣営に加わったほか、複数のイングランドのクラブからの関心もある。ただし、こうした動きが正式なオファーに発展したかどうかは明らかになっていない。
カサドは、バルセロナでの役割が後退したことを受け、定期的な出場機会を与えられ、ピッチ上での存在感を取り戻せる欧州のクラブへの移籍という考えにこだわっている。一方、クラブと代理人のジョルジェ・メンデスは、移籍市場に残されたわずか数日の間に彼の行き先を決着させるべく動いている。





