バルセロナの若きスター、ラミン・ヤマルが、バロンドールを争うライバルたちへ強烈なメッセージを送った。バレンシアとのメスタージャでの対戦で、ほぼ不可能な角度からの落とし込むシュートで見事なゴールを決め、数週間後にロンドンで開催予定の授賞式を前に、賞レースでの存在感を強く示した。
このゴールは、フェルミン・ロペスの決定的なパスから生まれた。彼はバレンシアの守備陣の頭上を越える正確なボールを、斜めに走り込むヤマルへと送り、このスペイン人ウインガーが左足で反応し、驚くべき方法でディミトリエフスキーの頭上にボールを浮かせ、視線を釘付けにする一瞬を演出した。
ヤマルはそれにとどまらず、10分と経たないうちに再びネットを揺らしたが、主審はビデオ・アシスタント・レフェリーの介入により、ごくわずかなオフサイドを理由にゴールを取り消した。彼の足がバレンシアの最後尾のディフェンダーよりわずかに前に出ていたためだった。
ヤマルはわずか数分の間に2点目を決めることこそ阻まれたものの、メスタージャでの力強い立ち上がりは、彼が置かれた際立った好調ぶりを映し出していた。短い時間で2ゴールを決め、うち1つが認められ、もう1つは数センチの差で取り消されたのだ。
この19歳は近年その輝きを示し続けており、前節のラージョ・バジェカーノとの対戦で2得点を挙げたのに続き、バルセロナでの直近2試合で得点数を3に伸ばした。これによって、バロンドールを争う最有力候補の一角としての地位をより確固たるものにした。

