ジョゼ・モウリーニョは、レアル・マドリードで早くもその存在感を刻み込み始めた。ポルトガル人指揮官はチーム運営の方法に明確な変化をもたらし、規律と勤勉さを最優先事項に据え、期待外れに終わった2シーズンを経てロッカールームの文化を再構築しようと試みている。
ジャーナリストのホセ・フェリックス・ディアスの発言によると、モウリーニョはレアル・マドリード内で一連の厳格なルールを再び課した。その最たるものが、指定されたトレーニング時間に遅刻した選手への処分であり、チーム全体の練習から外し、ジムでのトレーニングを義務付けたうえ、次の試合からも外すというものだ。
ポルトガル人指揮官は、遅刻を理由に選手へ科されていた200~300ユーロの少額の罰金制度を廃止した。巨額の給与を得ている選手にとって、こうした処分は真の抑止力にならないという判断からであり、代わりに練習や出場に直接結びついた処分を選んだ。
さらにモウリーニョは、選手が回復プログラムを完遂するためにクラブ施設内に留まる必要性を強調した。午後の時間帯にリハビリプログラムを続ける必要がある場合、バルデベバスの外のどこかで治療を継続することは、彼にとってもはや容認できないものとなったのだ。
指揮官のルールは食事管理にも及んだ。選手とクラブ内の栄養士との関係が変化し、決められた食事プログラムを守ることが、選手に何を食べるかの自由を委ねる代わりに、業務体系の基本的な一部となった。
ロッカールーム内の信頼
新たなルールの厳格さにもかかわらず、現状のデータによれば、レアル・マドリードの選手たちはモウリーニョの要求や戦術的な考えを前向きに捉えており、それはトレーニングや試合における取り組みのレベルに反映されている。
ポルトガル人指揮官は、規律の再構築を戦術面とは切り離された目標ではなく、ピッチ上でのチームの結束と均衡をより高い状態へ戻すための自身のプロジェクトの一部と見なしている。
モウリーニョはまた、レアル・マドリードのスター選手たちの調和を高め、個人の能力だけに頼るのではなく、より組織的なパフォーマンスを発揮できるように役割を再配分しようと試みている。
これらの変化は、レアル・マドリードがサポーターの野心を満たせなかった2シーズンを乗り越えようとしている時期に訪れた。クラブはモウリーニョの人間性、経験、そしてロッカールーム内に高い基準を課す能力に賭けているのだ。
好調なシーズンの滑り出しを見せたなか、ポルトガル人指揮官が直面する最大の課題は、今後数か月にわたって同じ規律と勤勉さのレベルを維持し、新たなルールをチーム内で継続する文化へと変えていくことだ。それによってレアル・マドリードに競争者としての性格を取り戻させ、すべてのタイトルを争うより大きなチャンスを手にすることになる。



