インテルはナポリとの一戦で見事な後半を披露し、セリエAで勝ち点3を加えた。ナポリはマッテオ・ポリターノとラスムス・ホイルンドのゴールで0-2とリードしたが、インテルはラスト30分でそのビハインドを完全にひっくり返し、劇的な3-2の勝利を収めた。ラウタロ・マルティネスがアディショナルタイムに決勝点を挙げたが、その直前には反対側で決まっていてもおかしくなかった。
ナポリでは、エールディヴィジゆかりの選手たち(ノア・ラング、ロレンツォ・ルッカ、ダビド・ネレス、サム・ベウケマ)が全員ベンチスタートとなった。また、ナポリ最大のビッグネームであるケビン・デ・ブライネも、スコット・マクトミネイ不在にもかかわらず、控え役に甘んじた点が目を引いた。
見応えのある立ち上がりでは、インテル、ナポリの両チームが先制点に迫った。アンディ・ディウフ(インテル)とアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(ナポリ)のシュートは、いずれもGKにゴールを割らせるにはあと一歩及ばなかった。
前半はその後やや低調な展開となったが、終盤に見せ場が訪れた。ラスムス・ホイルンドはインテルGKジョゼップ・マルティネスにセーブの機会を与え、一方で相手GKアレックス・メレトもラウタロのシュートを止めて存在感を示した。
さらに前半アディショナルタイムの深い時間帯、インテルがついにこじ開けたかに思われたが、フェデリコ・ディマルコのFKはクロスバーにはじき返された。だが後半開始直後、ついにゴールが生まれ、歓喜したのはナポリだった。
インテルのビルドアップでのミスからアリソン・サントスがボールを奪取。ブラジル人MFのシュートはマルティネスに阻まれたものの、こぼれ球にいち早く反応したマッテオ・ポリターノが押し込み、0-1となった。
そのわずか3分後、ジョバンニ・ディ・ロレンツォのアシストからホイルンドがネットを揺らし、インテルは0-2とさらに突き放された。
だが、これがスリリングな後半の始まりにすぎなかった。両チームはともに攻撃的な姿勢を見せ、次々にチャンスを創出。インテルはラウタロがアミル・ラフマニとの競り合いを制して押し込み、1-2と追い上げた。
ナポリは次第に押し込まれ、ついに手痛いしっぺ返しを食らう。カルロス・アウグストの巻いたクロスをボックス内で受けたマルクス・テュラムが、力強いヘディングをニアへ叩き込み、メレトにまったくチャンスを与えず2-2とした。
数分の間に両チームが決定機を立て続けに逃した。テュラムは至近距離からのシュートを数十センチ上へ外し、途中出場のネレスも反対側で同じ結末をたどった。
その数瞬後にはザンボ・アンギサにも流し込むだけの場面が訪れたが、ファーサイドで完全にミス。するとアディショナルタイム、ほとんど必然とも言える決勝点がついに生まれ、最後に笑ったのはインテルだった。
再びボックス内で足元にボールを収めたテュラムは、マヌエル・アカンジを経由する形でボールをファーへ送る。そこで待ち構えていたラウタロが押し込み、歓喜を爆発させた。3-2。





