ドイツ代表FWニック・ヴォルテマーデの将来をめぐる不透明感が、ユヴェントスにおいて高まっている。トリノへの移籍以降、期待された水準のプレーを披露できずにいるためだ。しかし、イタリアの名門は来たる冬の移籍市場で彼を手放すことができない。2027年6月までレンタルの継続を義務づける契約条項が存在するからである。
24歳のニック・ヴォルテマーデは、夏の移籍市場最終盤にニューカッスルからユヴェントスへ加入したが、これまでのところルチアーノ・スパレッティ監督を納得させることはできておらず、4試合でPKによる1得点を挙げるにとどまっている。
フランスのサイト「フット・メルカート」によれば、ユヴェントスはレンタルを早期に終了できる条項を保有しておらず、来季終了までこのドイツ人FWを保持することを余儀なくされる。しかも週給15万ユーロを超える給与の全額を負担することになるという。
ユヴェントスはニック・ヴォルテマーデを完全買い取りする義務はないものの、ニューカッスルは今季終了後の売却に依然として前向きだ。約8000万ユーロで獲得したこのイングランドのクラブにおける彼の将来は、不透明なままとなっている。
ヴォルテマーデはこの夏、ニューカッスルに残留することを望んでいたが、より多くの出場時間を求めてトリノへの移籍を監督に後押しされた。批判が高まるなか、選手自身も自らの立ち上がりに満足していないことを認め、こう語っている。「僕は新しい国にいて、新しい言語を学んでいる。まだ住む部屋を探している最中で、今はホテルに滞在しているんだ。自分のパフォーマンスには完全には満足していないけれど、成長を続け、チームの力になりたいと思っている」
夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントとの関連が報じられていたニック・ヴォルテマーデは、自らの水準を取り戻し、チームの攻撃を牽引できる力があることをユヴェントスに証明する決定的な好機を迎えている。クラブ首脳陣は前線を強化するための選択肢として、マテオ・レテギ、フォラリン・バログン、アントニオ・ライモンドらほかの候補も検討しているだけに、なおさらだ。

