フランク・デ・ブールは、アヤックスのミチェル監督が、チームが敗れたアウェー戦でジョフレ・トレンツを先発起用した判断を理解できないようだ。アヤックスの元監督は、先発デビューを果たした19歳の左サイドバックが厳しい状況に放り込まれたと考えており、オーウェン・ワインダルの先発を望んでいた。
試合後、デ・ブールはZiggo Sportのスタジオでミチェルの判断を厳しく批判した。「そこで、これまで一度もプレーしたことのない左サイドバックを起用するわけです。彼を責めたいわけではありません。彼だけのミスではないですから。ただ、19歳の選手を初めて、あのような熱狂的な雰囲気の中で先発させるのは……。正直に言えば、私はワインダルを見たかったですね」
トレンツは昨夏にバルセロナから加入したが、アヤックスで初先発を迎えるまで、トップチームでの出場時間はごくわずかだった。そのためデ・ブールは、こうしたアウェー戦でスペイン人選手を先発させた判断に大きな疑問を抱いている。
司会のサム・ファン・ロイエンから、ミチェルの判断は間違いだったのかと問われた元代表監督は、こう答えた。「あのような試合で若い選手を起用するのは、常にリスクがあります。試合には良い入り方をしたいものですが、彼はまだ試合にほとんど出ていません」
試合後にはミチェルにも、2失点のいずれにも悪い形で関わったジョフレ・トレンツのプレーについて質問が寄せられた。スペイン人指揮官は「2点目ではミスをしたが、彼のプレーは悪くなかった」と答えた。
ファン・ロイエンはZiggo Sportのスタジオで、かつてデ・ブールがアヤックスを率いていた際、早くからチャンスを与えられたほかの若手選手を引き合いに出した。しかし、元監督は比較できないと考えている。「彼らはセカンドチームで実力を証明していました」とデ・ブールは語る。「十分な出場時間を積み、トップチームでプレーするための力と準備が整っていたのです」
またデ・ブールは、アヤックスに本来あるべき試合のコントロールが、今回も欠けていたと見ている。「通常、そうした局面は自分たちで作り出すものです。彼らが良い状態にないのは明らかです。ボールをどれだけ確実に保持できるかは、チームの出来を示すことが多いですから」
デ・ブールによれば、問題はトレンツの起用だけにとどまらない。「特にアヤックスのように主導権を握りたいチームにとっては、そこが重要です。今日もそれを示せず、何度も失点してしまう。そこは本当に改善しなければなりません」と元オランダ代表選手は警鐘を鳴らした。





