移籍市場の最終盤、ニック・ヴォルテマーデには慌ただしい動きが待っていた。24歳のアタッカーはニューカッスル・ユナイテッドを期限付き移籍の形で離れ、最終的にユベントスに加入した。しかし、この代表選手を巡る移籍劇の舞台裏では、これまで知られていた以上に驚くべき動きが起きていた。
ボルシア・ドルトムントとの交渉の過程では、衝撃的なシナリオも浮上していた。BVBのMFフェリックス・ヌメチャを確保するため、ニューカッスルはヴォルテマーデを直接の交換要員として提示したとされる。ただ、この攻撃的選手を巡る動きはブンデスリーガの枠を超えて広がっていた。
スペイン紙ムンド・デポルティーボによると、移籍期限が迫る中でヴォルテマーデの名前はバルセロナでも取り沙汰されていたという。だが、カタルーニャ勢の幹部陣はこのオファーに特段の熱意を示さなかったようだ。関係者はこの選択肢に全面的な確信を抱いてはいなかった。
さらにクラブはこの時点で、アーセナルの29歳ガブリエウ・ジェズスの獲得に関して、すでに交渉をかなり進めていた。また、アトレティコ・マドリーもヴォルテマーデに強い関心を寄せていたとされるが、ストライカー探しの末に最終的にはトリノからジョナサン・デイビッドを期限付き移籍で獲得する道を選んだ。
Getty Imagesインテルのラウタロ・マルティネス、バルセロナの関心を認める
さらにバルセロナ行きのもう一つの有力な線として浮上していたのが、マルティネスだった。インテルのアルゼンチン代表ストライカーは、イタリアで行われた「グラン・ガラ・デル・カルチョ」の場で、スペインからのオファーを巡るうわさについて初めて公の場で言及した。Sky Italiaとの取材で、29歳のマルティネスは接触があったことを認めている。
「こうしたオファーを受けるのは、いつだって誇りに思えることだ。なぜなら僕は常に、サッカー界で最高レベルにとどまるために努力しているからだ。報道は事実だった」とネラッズーリのキャプテンは説明した。ただ、カタルーニャからの誘いがあったにもかかわらず、契約が2029年までとなっている現在のクラブに残留した。
「僕はずっと、チームメートやファンとともにインテルに残りたいと言ってきた。彼らが僕を必要としてくれる限り、僕はこのクラブに残る」と、マルティネスはミラノのクラブへの思いを語った。「サッカーの世界では、必要とされなくなれば去るように求められることは、誰もが分かっている。インテルでプレーすることは僕にとって誇りであり、ここで幸せだ。残って、日々成長を続け、インテルとともに大きなタイトルを争いたい」

