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FC Augsburg v FC Bayern München - Bundesliga 2026/27Getty Images Sport
翻訳者:

ハリー・ケインとルイス・ディアスが別人のように 新記録を樹立したバイエルンがまさかの失態

「我々が作った得点機を、今ここで一つずつ振り返りますか?」。スポーツ部門取締役のマックス・エーベルはミックスゾーンで、この荒れた試合を分析しながらそう問いかけた。そうなれば長い夜になっていただろう。だが、その場にいた記者の誰かが応じるより先に、エーベルはその案を取り下げ、こう述べるにとどめた。「私は期待得点という指標がそれほど好きではありません。ただ、我々の数字が5点何がしだったとは読みました。どれほど多くの得点機を作っても、決められなければ意味がありません」

バイエルンがアウクスブルクを相手に勝ち点を取りこぼしたのは、もちろんマヌエル・ノイアーの影響もあった。彼の重大なミスから、開始8秒で0-1となる失点を喫した。これはブンデスリーガ史上最速のゴールだった。一時1-2とされたロドリゴ・リベイロの得点でも、ノイアーは再び不本意な対応を見せた。守備陣全体も同様だ。しかし、バイエルンがアウクスブルク戦で勝ち点を落とした最大の理由は、深刻な決定力不足にあった。

バイエルンがアウクスブルク戦で記録した期待得点(xG)は5.13。シーズンはまだ序盤ながら、すでに大量得点の試合も多いバイエルンにとって、他を大きく引き離す今季最高値だった。例えば、代表戦期間直前のウニオン・ベルリン戦で7-0と勝利した際でさえ、xGは「わずか」3.71だった。

データサイトのStatmuse によれば、アウクスブルク戦の数値は、2021-22シーズンにデータ収集が始まって以降のブンデスリーガにおけるバイエルンの記録で、8番目に高い。この期間の最高値は、2024年にマインツに8-1で勝利した試合の6.57だという。ちなみに、今回のアウクスブルク戦を上回るxGを記録した過去7試合では、バイエルンはいずれも少なくとも4得点を挙げていた。

ルイス・ディアスとセルジュ・ニャブリがそれぞれ2度、オフサイドで得点取り消しに

さらに忘れてはならないのは、今回アウクスブルクで記録したxG5.13には、ルイス・ディアスとセルジュ・ニャブリがそれぞれ2度ずつ、計4度にわたってオフサイドで取り消された得点が含まれていないことだ。含まれていれば、バイエルンは新記録を樹立していただろう。なお、4度の得点取り消しのうち3度に異論はなかった。しかし、ディアスの最初のゴールとなった鮮やかなバイシクルシュートは、エーベルだけでなくほかの人々も、認められるべきだったと考えている。 

その前の場面でヨシプ・スタニシッチはオフサイドの位置にいたものの、得点はその後の新たなプレーの流れから生まれた。スヴェン・ヤブロンスキ主審は当初ゴールを認めたが、VARの介入後に判定を覆した。「VARが使われていて本当に良かった。そうでなければ、我々は2-6で負けていたでしょう」。アウクスブルクのロビン・フェルハウアーはいたずらっぽい笑みを浮かべてそう語ったが、VARそのものには批判的な見方も示した。

ディアスは2度ボールをゴールに蹴り込んだにもかかわらず、公式記録上は奇妙なことに、最終的にシュート0本、したがってxGも0で試合を終えた。それでも、ある意味では彼の進歩を認めていいだろう。代表戦期間前の数週間は決定機を次々と逃していたディアスだが、今回は決定率100%だった。あとはルール上も認められる形で決めるか、主審の判定が味方してくれればいいだけだ。

ディアスがどれほど結果を待ち望んでいたかは、最終的に取り消された同点弾と思われたゴールの後、大いに喜ぶ姿からも伝わってきた。「あのゴールが認められていれば、彼にとって本当に良かったのですが」とエーベルは語った。代表戦期間中はコロンビア代表の試合への参加を見送り、休養を取ったディアスについて、エーベルは全体として「間違いなく上向いている」と見ている。

imago-sport-1084324339.jpgIMAGO

アウクスブルク戦で決定機を逃し続けたハリー・ケイン

アウクスブルク戦の決定力という点で、意外にも特に目立ったのはハリー・ケインの不振だった。代表戦期間の前も期間中も、そして普段から高い決定力を誇るイングランド人FWが、突如として別人のように決定機を逃し続け、いわばディアスの役回りを引き受けた。ケインは3度の絶好機を逃し、8本のシュートも実らなかった。最もゴールに近づいた一撃は、前半終了間際にクロスバーを直撃した。ケイン一人で記録したxGは1.55だった。

シュート数で2番目に多かったのは、6本を放ったイスマエル・サイバリだ。サイバリは一時1-1となるゴールを挙げ、終盤にはナサニエル・ブラウンが2-2とする得点を決めた。いずれもケインのアシストから生まれた。バイエルンはアウクスブルク戦で計30本のシュートを放った。

エーベルにとって、数多くの得点機を作り出したことは、今季最初に勝ち点を取りこぼした第2節のシャルケ戦、0-0の引き分けとの大きな違いでもあった。「シャルケ戦とは違い、今回は攻撃の糸口をはるかに多く見つけられました」とスポーツ部門取締役は語った。シャルケ戦でバイエルンが記録したxGは、わずか1.94だった。 

一方、キミッヒは得点機の多さをバイエルンの攻撃力だけによるものとは考えていなかった。「正直なところ、これほど多くの得点機を作れたことには驚きました」と語り、こう続けた。「率直に言って、アウクスブルクの守備は決して際立って良かったわけではないと思います」

バイエルン:今季ここまでの各試合のxG

対戦相手

結果

xG

ドルトムント

2-1

2.37

シュトゥットガルト

5-1

4.06

オスナブリュック

4-1

3.11

シャルケ

0-0

1.94

FKボデ/グリムト

5-0

2.61

エルフェアスベルク

2-1

2.83

ウニオン・ベルリン

7-0

3.71

アウクスブルク

2-2

5.13

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