アーセナルは、夏の移籍市場閉幕を前に攻撃陣を補強するための新たな解決策を模索している。アトレティコ・マドリードからアルゼンチン代表フリアン・アルバレスを獲得しようとする試みが難航したためで、イングランドのクラブの関心の対象にマーカス・ラッシュフォードが浮上し、レンタルでの獲得の可能性が検討されている。
『インディペンデント』紙が伝えたところによると、アーセナルは28歳のラッシュフォードのレンタルという選択肢を検討している。チームは複数のポジション、特にセンターフォワードと左ウイングをこなせるアタッカーを必要としており、ガブリエル・マルティネッリのスコットランド・プレミアシップへの移籍が近づいていることが背景にある。
こうした展開は、アーセナルが攻撃補強の第一目標としていたフリアン・アルバレスの獲得に動いた後に起きたものだ。アーセナルはアトレティコ・マドリードに正式なオファーを提示し、アトレティコはこれを受け入れた。さらにミケル・アルテタはアルゼンチン人アタッカーと連絡を取り、クラブのプロジェクトと期待される役割を説明していた。
しかしこの移籍には大きな障害がある。アルバレスがバルセロナへの移籍のみを望んでいる一方で、アトレティコ・マドリードはこのカタルーニャのクラブとの取引を拒否する姿勢を繰り返し示しており、そのためアルゼンチン人アタッカーの将来は現時点まで宙に浮いた状態となっている。
ラッシュフォードはアーセナルにとって代替の選択肢として浮上している。とりわけ同選手が純粋なストライカーと左ウイングの両方をこなせる能力を兼ね備えているためだ。ヴィクトル・ジョケレシュは昨シーズン、有望なスタートを切ったにもかかわらず期待された水準のプレーを見せられなかった。一方でカイ・ハフェルツとガブリエル・ジェズスも前線の選択肢として残っている。
これに対し、現時点ではラッシュフォードがマンチェスター・ユナイテッドに残留するというシナリオが最も有力とみられている。バルセロナへのレンタルが終了し、イングランドのクラブに戻って背番号9を与えられ、再びチームの構想に入る兆候が見られている。
マイケル・キャリックは最近、トレーニングでのラッシュフォードの姿勢を称賛したうえで、ハル・シティ戦で途中出場の機会を与えた。ラッシュフォードは後半から出場したが、チームを敗戦から救うことはできなかった。





