それによると、ボルシアは移籍期間終了まで、このウイングの獲得に向けて集中的に取り組んでいた。ペイテレビ局の情報では、とりわけBVBのニコ・コバチ監督が移籍実現の強い支持者だったという。報道によれば、ドルトムント首脳陣は最後まで可能性を探っていたものの、具体的なオファーを出すための大前提はファビオ・シルバの売却だった。
このポルトガル人アタッカーには複数クラブからオファーが届いていたが、退団ではなくヴェストファーレン残留を選択した。この決断により、レヴェリングへのアプローチの道は閉ざされ、この案件は最終的に立ち消えとなった。
ニュルンベルク生まれの同選手にとって、慌ただしい移籍市場の夏はクラブを替えることなく終わった。25歳のレヴェリングは2年前からシュヴァーベンのユニフォームを着ている。この期間に、波のある攻撃的な選手から信頼できる主力へと成長し、最終的には代表選手へと飛躍。今夏にはドイツ代表とともに北米で行われるワールドカップへ向かった。
ドルトムントの関心よりもはるかに具体的だったのが、ローマとの交渉だ。イタリアの首都のクラブ幹部はデッドラインデーに入ってから明らかに動きを強め、金銭条件のオファーも複数回引き上げた。
Getty Imagesローマはシュトゥットガルトのジェイミー・レヴェリングにいくらの移籍金を提示したのか?
最終的に、ローマがレヴェリングに提示したオファーは移籍金3500万ユーロ超に達していた。この攻撃的な選手はセリエA移籍に決して否定的ではなかった。移籍期間の早い段階で、すでに自身の将来についてオープンな姿勢を見せていた。
「何かを完全に排除することなんてできないし、自分が100パーセント残留すると今ここで言うつもりもない。ただ、100パーセント移籍するとも言わない」と、このFWは6月に語り、さらにこう続けていた。「話が一気に進むこともある。でも、ここでいつもの決まり文句になるけど、僕はシュトゥットガルトで心地よく過ごせているし、チャンピオンズリーグにも出る。そこでの立ち位置もいいものがある」
シュトゥットガルト残留によって、レヴェリングは今後VfBの一員としてチャンピオンズリーグを戦い、セバスティアン・ヘーネス監督の下で自身の立場をさらに固めていくことになる。





