実際、ロンドンのクラブはローマ所属のフランス代表マヌ・コネ(25)の獲得に向けて精力的に動いていた。 移籍市場の専門家ジャンルカ・ディ・マルツィオによると、すべての関係者の間で交渉はかなり進んでいたという。移籍金は6000万~7000万ユーロとみられていた。だが最終的に、ジャッロロッシはこの取引を承認しなかった。Footmercatoによれば、短期間のうちに適切な代役を見つけられなかったためだという。その際、ユスフ・フォファナ(27、ACミラン)と元ブンデスリーガ選手のピエール=エミール・ホイビュア(31、オリンピック・マルセイユ)の獲得に動いていたようだ。
同メディアによると、チェルシーの具体的な動きとしては、シャビ・アロンソ監督(44)が電話でコネをスタンフォード・ブリッジ移籍へ説得しようとしていたことなどが挙げられる。さらに同指揮官は、かつてレアルで指導した教え子キリアン・エムバペにコネについて尋ねていたという。このスーパースターは、フランス代表でのチームメートについて「最大級の賛辞」を送っていたようだ。
コネが高く評価されているのは、アロンソやエムバペだけではない。 フランスのストライカーのレジェンド、ティエリ・アンリも米国、カナダ、メキシコで開催されるW杯を前に、SPORTbibleで彼を「世の中にいるセントラルミッドフィルダーの中でも最高の一人」と称賛していた。アンリは約2年前、フランスU-23代表監督としてパリ五輪でコネを指導。コネと、現在のバイエルンのスターであるミカエル・オリーズを擁したチームは、当時銀メダルを獲得した。
それ以来、コネは「見事なプレーをしている」とアンリは続けた。 「人々は(ウスマンヌ)デンベレやデジレ・ドゥエ、(ブラッドリー)バルコラ、(ウィリアム)サリバ、あるいは(イブラヒマ)コナテについて話すから、彼は少し埋もれてしまうのかもしれない。一方で、人々は彼にあまり注目していない。私は彼を極めて堅実な選手だと思っている」
Getty Imagesチェルシーはマヌ・コネの代わりに誰の獲得を目指すのか?
コネは五輪後、移籍金1800万ユーロでグラードバッハからローマへ移籍。そこで主力としてプレーし、昨季は37試合で5得点関与を記録した。フランスA代表では現在までに19試合に出場している。
一方のチェルシーは、引き続きセントラルミッドフィルダーの補強を望んでいる。 そのため、クラブW杯王者は元リバプールのジョルジニオ・ワイナルドゥム(36)に接触したとも伝えられている。ワイナルドゥムはサウジアラビアのアル・イテファクを退団して以降フリーのため、移籍市場が閉まった後でも契約可能だ。

