ジョーダン・ヘンダーソンが土曜午後、チェルシーでのホームデビュー戦で圧巻の主役を演じた。36歳のMFは2つの見事なゴールと1アシストを記録し、ボーンマスに5-1で快勝した一戦の立役者となった。ヘンダーソンは開始1分あまりで先制点を奪うと、その直後に2点目をお膳立て。さらに後半には見事な直接FKでスタンフォード・ブリッジの熱狂を完結させた。
ジョレル・ハトを試合を通してベンチに置いたチェルシーは最高の立ち上がりを見せ、負傷でジャスティン・クライファートを欠いたボーンマス相手に、わずか65秒で均衡を破った。この日すでに2034年半ばまでの契約延長を済ませていたコール・パーマーがペナルティーエリア内へドリブルで侵入し、ヘンダーソンへ折り返す。元アヤックスのベテランMFは迷うことなくダイレクトで振り抜き、ボールはファーポストの内側を叩いてネットへ吸い込まれた。1-0となった。
ホームチームはそのまま一気に畳みかけ、わずか1分半後にはリードを倍に広げる。今度はヘンダーソンがアシスト役となり、モーガン・ロジャーズのゴールを演出。ペナルティーエリア手前から放たれたシュートは、ボーンマスDFアントニオ・シウヴァに当たってファーサイドの隅へ吸い込まれた。VARはジョアン・ペドロのオフサイドの可能性を確認したが、2-0のままスコアボードに残った。
これでヘンダーソンは2分29秒のうちに1ゴール1アシストを記録したことになる。Optaによれば、プレミアリーグ史上これをさらに早く達成したのはエミール・ヘスキーだけだった。さらにヘンダーソンは23分にも2点目に迫ったが、ペナルティーエリア外からの絶妙なシュートは相手に当たってわずかに枠を外れた。
リーグ最初の5試合でわずか勝ち点3にとどまっていたボーンマスも、その後は反撃を試みた。ラヤンは6分に早くも絶好機を迎えたが、難しい角度からのシュートは枠を外れ、その後もエミリアーノ・マルティネスとの1対1を止められた。続くライアン・クリスティのこぼれ球にもマルティネスが鋭く反応し、アウェー側が前半のうちに差を詰めるのを阻んだ。
後半に入ってもチェルシーの勢いは止まらず、ジョアン・ペドロがわずか30秒で3-0を決めた。ペドロ・ネトがシウヴァのミスを突いてボールを折り返し、ブラジル人FWが冷静に仕留めた。それでもボーンマスは諦めず、51分にエヴァニウソンの得点で3-1とした。モイセス・カイセドがクリアしきれなかったボールを、FWが至近距離からゴールへ押し込んだ。
この反撃弾でボーンマスは目に見えて自信を深め、アウェー側が主導権を握った。チェルシーはしばらく非常に苦しい時間を過ごしたが、67分にジョアン・ペドロがペップ・チャバリアのクロスを至近距離から押し込み、不安を断ち切る4-1。さらに数分後、この日のハイライトが訪れる。ヘンダーソンがペナルティーエリア際のFKでキッカーを務め、見事なカーブシュートをゴール右上へ突き刺した。
2点目によって、ヘンダーソンはスタンフォード・ブリッジでの並外れたパフォーマンスを改めて印象づけた。リバプールの元主将は、36歳115日で、チェルシーの選手としてプレミアリーグの1試合で3得点以上に直接関与したクラブ史上最年長選手となった。





