ロナルド・クーマンの息子が、オランダサッカーの歴史にその名を刻んだ。所属するテルスターがカンブールと2-2で引き分けた一戦でPKから2ゴールを決めるという、チームのゴールマウスを守るゴールキーパーとして出場した選手による異例の出来事だった。
31歳のクーマンは、PKの技術の高さを生かし、オランダ・エールディヴィジ史上初めて1試合で2ゴールを記録したゴールキーパーとなり、厳しい状況にもかかわらずテルスターを追い上げへと導いた。
試合は22分、テルスターがトーリソンの一発退場という強烈な打撃を受けて以降、ホームチームにとってさらに難しいものとなり、60分までにカンブールに2点を先行される形で苦境が倍増した。
しかしテルスターは2本のPKを獲得し、クーマンの息子はためらうことなく責任を引き受け、2度ともボールをネットに沈め、手ぶらでの退場が目前に迫っていたチームを試合に引き戻した。
2本目のPKは101分、大きなプレッシャーの中で訪れたが、テルスターのゴールキーパーは冷静さを保って見事に決め、オランダリーグでの歴史的な夜を締めくくった。
クーマンがPKの場面で救世主の役割を演じたのは、これが初めてではなかった。2026年5月には、テルスターの残留確保に貢献する決定的なPKを決めており、今回はゴールキーパーが得点者へと転身し、1試合で2ゴールを挙げてチームを敗北から救うという、より劇的な形で歴史を作ることになった。





