ジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリードは、わずか4試合を終えたところで今季初黒星を喫した。「ラ・カルトゥーハ」でレアル・ベティスに敗れたこの一戦は、単なる結果面のつまずき以上のものを露呈させた。
試合終了間際にキリアン・エムバペが外したPKを含め、白い巨人には数多くの好機が訪れたにもかかわらず、この対戦はモウリーニョの選択、そして主力たち、なかでもヴィニシウス・ジュニオールへの対応をめぐって疑問符を残した。
試合を読み解けば、規律を課しロッカールームに強固さを取り戻すという目的でレアル・マドリードにやって来たモウリーニョは、ベティス戦において前任者たちの手法に近い姿を見せた。パフォーマンスが限定的だったヴィニシウスをピッチに残す一方で、この試合でチーム屈指の出来だったアルダ・ギュレルを、イエローカードを受けた後に交代させたのである。
ヴィニシウスは試合の大半を通じて期待された上乗せをもたらせなかった。ベジェリンとの対峙に苦しみ、与えられた好機を生かせなかったのだ。だが終盤になってその影響力を見せ、取り消しとなったアセンシオのゴールの場面を演出し、エムバペが外すことになるPKを誘発した。
ヴィニシウスの不振はベティス戦の枠を超えている。このブラジル人は今季4試合中3試合で90分間プレーし、退いたのはレアル・ソシエダ戦で4対1とリードした後の終盤の数分間のみだった。1ゴール2アシストを記録してはいるものの、その技術的な水準は、特に1対1の局面において、ファンが見慣れてきた姿からは依然としてほど遠い。
一方、エムバペも状況は良くなかった。フル出場しながら明白な好機を、なかでも土壇場のPKを外したのだ。
リーガ・エスパニョーラで4得点を挙げているとはいえ、そのゴールはすべてレアル・マドリードのホームでのものであり、「サンティアゴ・ベルナベウ」を離れた場での影響力は依然として期待を下回っている。
主力をめぐるモウリーニョの決断は疑問符をさらに増やした。とりわけ、イエローカードを受けたギュレルを交代させると決めた一方で、同じく警告を受けていたヴィニシウスをピッチに残したことがそうだ。
ポルトガル人指揮官は、このトルコ人選手が退場を受けることを恐れたと自らの決断を説明し、彼の状況が危うさをはらんでいたと見たと強調した。
モウリーニョは試合後の記者会見で、自らの選手たちを「うぶだ」と評することをためらわず、彼らが受けたいくつかの競り合いやファウルに対して求められる形で対処できなかったとの見方を示した。
同時に、自チームのパフォーマンスを擁護し、敗戦の明確な理由が見当たらないこと、そしてレアル・マドリードは組織的にも個人的にも良い試合を見せたことを強調した。
しかしベティスへの敗戦は、より大きな問いへの扉を開いた。モウリーニョは本当にロッカールームのルールを変えることに成功したのか、それともレアル・マドリードの主力たちは依然として彼の決断に対して自らの存在感を押し付けているのか。アルダ・ギュレルがピッチを去る一方で、ヴィニシウスは最後まで残り、昨季から物議を醸してきた構図が再び蘇った。
レアル・マドリードは試合に敗れ、モウリーニョはその権威に対する初めての本当の試練に直面し始めた。そしてヴィニシウスは依然として、白いロッカールームの中で無視することが難しい「象」であり続けている。





