アーセナルは土曜午後、プレミアリーグでマンチェスター・シティが敗れた機会を最大限に生かした。ミケル・アルテタ監督率いるチームは、エズリ・コンサとガブリエウ・マガリャンイスのゴールにより、エミレーツ・スタジアムでエヴァートンに2-0で勝利。これでアーセナルは勝ち点21とし、この日先にアストン・ヴィラに1-2で敗れたマンチェスター・シティに並んだ。
アルテタ監督は、バイエルン・ミュンヘンと2-2で引き分けた試合から先発を5人変更した。ヴィクトル・ギェケレシュ、ベン・ホワイト、マイルズ・ルイス=スケリー、ミケル・メリーノ、エベレチ・エゼが先発し、ユリエン・ティンバーはベンチにとどまった。一方、エヴァートンではジャック・グリーリッシュが体調不良、元PSVのジャラッド・ブランスウェイトが脳震とうで欠場した。
雨でひどくぬかるんだエミレーツ・スタジアムで、アーセナルは力強い立ち上がりを見せ、7分に先制した。マルティン・ウーデゴールがCKをゴール前に送ると、ガブリエウのヘディングシュートは地面に当たってからクロスバーをたたき、コンサの足元へ。DFは素早く反応し、ファーサイドでこぼれ球を押し込んだ。コンサにとってアーセナルでの初ゴールとなり、スコアは1-0となった。
エヴァートンもすぐには気落ちせず、たびたび攻撃に出た。ジェームズ・ガーナーが遠距離からのシュートでGKダビド・ラヤを試し、タイリク・ジョージのシュートはホワイトに当たってわずかにゴール脇へ外れた。最大のチャンスはキーナン・デューズベリー=ホールのCKから生まれ、ラヤがボールの処理を誤ったが、ガブリエウがゴールライン上で防いだ。
その後、アーセナルは圧力を強め、リードを広げるチャンスを何度もつくった。特にノニ・マドゥエケが脅威となったが、デクラン・ライスのお膳立てから放ったシュートは枠を外れ、その少し後のシュートもわずかにゴール脇を通過した。さらに、ジョーダン・ピックフォードはライスのFKへの対応を迫られ、メリーノのヘディングシュートは前半終了間際にゴール上へ外れた。
後半もアーセナルが優勢だったが、ロンドン勢が再び得点するまでには時間を要した。56分には、ガブリエウが守備の際に足を芝に引っかけ、負傷して倒れる場面も。ブラジル人DFは治療を受けたものの、最終的にはプレーを続けられた。
後半半ば、アルテタ監督はリッカルド・カラフィオーリ、ブルーノ・ギマランイス、カイ・ハヴァーツの3人を投入した。その直後、アーセナルはリードを倍に広げる。ホワイトがサイドを駆け上がってファーサイドへ見事なクロスを送り、ガブリエウが力強いヘディングで決めた。これがガブリエウにとってプレミアリーグ通算21ゴール目となった。
エヴァートンはタイラー・ディブリングとヘイデン・ハックニーを投入して反撃を試みたが、アーセナルが主導権を保った。ガブリエウは、ディブリングからパスを受けて好機を迎えたティエルノ・バリーに見事なタックルを決め、守備でも存在感を示した。2-0の勝利でアーセナルはマンチェスター・シティと勝ち点で並び、アストン・ヴィラに敗れたシティはライバルとの差を詰められることになった。





