UAE2部リーグに所属するサッカー・アル・アラブ(サコル・アル・アラブ)が、マンチェスター・ユナイテッドの元ウインガーであるイングランド代表のジェイドン・サンチョ獲得に向けたオファーを準備している。26歳の同選手をクラブの野心的なプロジェクトに引き入れようとする試みで、サンチョはイングランドのクラブを去った後、フリーの状態となっている。
イギリス紙「ミラー」によると、アル・アラブは現在契約を結んでいない複数の著名選手との接触を計画しており、サンチョはそのターゲットリストの筆頭に挙がっているという。
このプロジェクトを率いるのは元イングランド代表のジョンジョ・シェルビーで、2016年にレスター・シティでプレミアリーグ制覇を経験したダニー・シンプソンが選手兼監督を務めるほか、チームのキャプテンに任命されたラヴェル・モリソンも名を連ねている。
サンチョは昨年6月に契約が満了し、マンチェスター・ユナイテッドを去った。また、アストン・ヴィラは昨シーズンのレンタル期間終了後に同選手の保有オプションを行使しなかったため、このイングランド代表ウインガーは無償での移籍が可能な状態となっている。
サンチョは2021年にボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ8500万ユーロで加入したが、チーム内での立場を確立するのに苦労し、2024年1月にレンタルでドルトムントへ復帰。同クラブでUEFAチャンピオンズリーグ決勝に出場した。
その後、同選手はチェルシーへ移籍し、UEFAヨーロッパリーグの優勝を経験したが、ロンドンのクラブへの完全移籍交渉が難航。アストン・ヴィラへレンタル移籍し、39試合で1ゴール3アシストを記録した。
サンチョはこれまでにフィオレンティーナ、ローマ、パルメイラスなど複数のクラブへの移籍が取り沙汰されてきたが、いずれの交渉も最終合意には至らなかった。
アル・アラブは、サンチョの現状を活かして同選手にドバイでの新たな挑戦を決断させたい考えで、この移籍が実現すれば、浮き沈みの続いた数年を経たこのイングランド代表ウインガーにとって、キャリアを再始動させるチャンスとなる可能性がある。

