フランスのニースが、移籍市場終盤の数時間で強力なアタッカー獲得を成立間近としている。アルジェリア代表のFWモハメド・アムーラ(ヴォルフスブルク)との契約に向けて動き出し、移籍市場閉幕前にチームの攻撃陣を大きく強化する可能性のある動きだ。
フランスの『フットメルカート』が報じたところによると、直近の数時間でニースとアムーラの移籍に関わる各方面との交渉に顕著な進展が見られたという。契約は今なお完全には決着していないものの、交渉は前向きな方向に進んでいる。
ニースの今回の動きは、ゴーティエ・エインとの契約で攻撃陣を補強し、さらにエリ・ワヒを1500万ユーロの買い取りオプション付きレンタルで加入させた後のものだ。しかしクラブ首脳陣はなおも新たな攻撃の補強を模索しており、アムーラをチームにさらなるスピードとゴール前での脅威をもたらせる選択肢と見ている。
ニースのアムーラへの関心は、かなり意外なものと言える。自国代表として国際試合48試合に出場したこのアルジェリア人FWの名前は、これまでの期間、フランスの移籍市場での計算に強く挙がっていなかったが、その後、交渉が目立って加速したためだ。
26歳のアムーラは欧州サッカーで豊富な経験を持つ。2024年夏にレンタルでドイツ・ブンデスリーガに移籍し、1年後にヴォルフスブルクと正式契約を結んだ。昨季はチームの苦しいシーズンにもかかわらず、33試合で8ゴール3アシストを記録した。
ニースがこのアルジェリア人FWの獲得を望む一方で、他クラブとの争奪戦もある。ウディネーゼとマルセイユがともに彼の獲得に関心を示しており、市場最終盤での契約決着は時間との勝負となっている。
アムーラはニースのニーズに合致する攻撃面の資質を備えており、その最たるものがスピードと遠距離からのシュート能力、加えてゴール前での決定力だ。これらの特長が、彼をワールドカップ出場をかけたアフリカ予選におけるアルジェリア代表の主力兵器の一人とし、10ゴールを記録している。

