レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、バロンドールの選考基準について持論を述べている。
30日のラ・リーガ第3節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマラガ戦を前に会見に出席したモウリーニョ監督。2025-26シーズンのバロンドール受賞者が誰になるかを問われた同指揮官は、チャンピオンズリーグ(CL)連覇を果たしたパリ・サンジェルマン(PSG)や、ワールドカップ(W杯)で優勝したスペイン代表の選手に与えられることに否定的な見解を示している。
「個人賞はとても美しいものだ。極めて優れた選手たちの仲間入りを果たすわけだからね。とてもとても高いレベルにいる選手は数十人いて、その内3〜4人は私のチームにいる。そういった選手たちが受賞への野心を抱えるのは当然のことだろう」
「私にしてみれば、バロンドールは引退したときに永遠に寂しく思う選手に与えられるべきだ。私はマラドーナ、ロナウド・ナザリオ、ロナウジーニョ、クリスティアーノ、メッシ、ジダン、マテウス……といった選手たちを恋しく思っている」
「CLやW杯で優勝したからといってバロンドールが与えられるべきではない。CL優勝を称えたいならば、最高の監督としてルイス・エンリケがバロンドールを受賞すればいい。スペインであればデ・ラ・フエンテが受賞に値するだろう。そうなれば素晴らしい賛辞になる」
「だがしかし、世界最高の選手はまた別だ。PSGやスペインの選手になるべきではない。受賞に値する選手たちは2、3、4人にいて、私たちはそれが誰かを知っている。私たちはどこにいるかを知っている。私たちはこの夏、誰が個人レベルで歴史をつくったのかを知っているんだ。バロンドールは政治も絡んでおり、私はそういうところが好きじゃない」
「私のバロンドールの基準はもう分かっただろう。スペインやPSGから受賞者をでっち上げる必要はない。あの2チームにいるのはルイス・エンリケとデ・ラ・フエンテだ。世界最高の選手は、また別にいるんだよ」
モウリーニョ監督がバロンドールに受賞すると説く“この夏、個人レベルで歴史をつくった”選手は、史上初めてW杯で2大会連続得点王となり、通算得点記録を22得点まで更新したレアル・マドリーFWキリアン・エンバペと目される。



