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YamalGetty Images

このバルセロナは止められない!ハフィーニャ&ヤマルが2得点ずつ決めてラージョに大勝…3試合12ゴールと圧倒的火力を誇示

31日のラ・リーガ第3節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのラージョ・バジェカーノ戦で5-2の大勝を収めた。

開幕節エルチェ戦(5-0)、第2節アトレティック・クルブ戦(2-0)と、圧倒的なパフォーマンスを見せながら勝利を重ねるバルセロナ。フリック監督は3連勝を狙うこのラージョ戦でも、ハフィーニャを“9番”とするシステムを継続して使用している(なおスタンドでは加入間近のガブリエウ・ジェズスが観戦)。全スタメンはGKジョアン・ガルシア、DFクンデ、クバルシ、クリステンセン、チャビ・エスパルト、MF後列ベルナル、ぺドリ、前列ヤマル、オルモ、ゴードン、FWハフィーニャ。

バルセロナはいつも通りボールを保持して攻め込み、ゴードン&ヤマルが両サイドからラージョの守備陣を揺さぶっていく。しかし12分、ラージョがカウンターを発動すると、バルセロナに今季初失点を強いる。スルーパスに反応してスプリントをかけたアルバロ・ガルシアが、やや対応が遅れたクンデをかわして左サイドを独走。ゴールライン際まで駆け抜けてグラウンダーのクロスを送ると、飛び込んだカメジョが左足のシュートでジョアン・ガルシアを破った。

ビハインドを負ったバルセロナだが、それでも彼らは怯まない。ぺドリをピッチ上の指揮官として圧倒的なプレーリズムで攻撃を仕掛け、ラージョを自陣深くまで押し込むホームチームは、19分、21分と立て続けにゴールを決めて、すぐさまスコアをひっくり返した。

まず19分、ライン間でぺドリの縦パスを引き出したエスパルトが、ラージョの右CBルジューヌが自分に引き寄せられたことを受けて、ワンタッチですぐ横のハフィーニャにパス。ルジューヌが空けたスペースにドリブルを仕掛けたハフィーニャは、カバーに入った左CBパチェ・シスをかわしてペナルティーエリア内に侵入し、左足のシュートを決め切った。ハフィーニャは今季4得点目と絶好調。またエスパルトはバルセロナの下部組織出身らしく、スペースを感じ取ることで見事なアシストを記録した。

バルセロナはさらに21分、ペナルティーエリア内左の浅い位置でパスを受けたヤマルが、待望の今季初ゴールを記録。バルセロナの背番号10は、ファーストタッチでグナンゴロをかわして内へ切り込むと、前を見て空いているシュートコースを確認してから左足を一閃した。ボールはGKカルデナスの横っ飛びもむなしく、ニアサイドを破っている。ヤマルはこれがバルセロナのトップチームでの通算50得点目。19歳と49日での到達で、ハーランドの19歳181日、ラウール氏の19歳249日、エンバペの20歳72日を上回り、欧州5大リーグにおける最速記録を樹立した。

逆転して試合を折り返したバルセロナは、51分に3点目を獲得。内に絞ってゲームメイクをしていたエスパルトが、ペナルティーエリア手前のオルモに縦パスを送って攻撃のスイッチを入れると、オルモはすかさず前を走るゴードンにスルーパス。ペナルティーエリア内に侵入したイングランド代表MFはグラウンダーのクロスを送り、これがルジューヌのオウンゴールを誘発した。だがしかし、ラージョも食い下る。59分に迎えた右CKの場面で、カメージョがヘディングシュートでこの日2点目を決めている。

フリック監督は64分に交代カードを切り、オルモ、ベルナルとの交代でフェルミン、ロドリを投入。すると71分、もう1度ラージョを引き離した。クンデのフィードからゴードンがペナルティーエリア内に侵入。ゴードンは内に切れ込みながら意表を突くヒールパスを繰り出し、このボールに飛び込んだハフィーニャが左足の強烈なシュートでネットを揺らした。

フリック監督は77分にぺドリ、ゴードンを下げてカンセロ、アデイェミと交代(カンセロが左サイドバックとなりエスパルトが中盤に上がる)。また85分にはハフィーニャとの交代でアブデルカリムもピッチに立たせた。この日もゲームメイクで際立っていたぺドリ、早くも今季得点数を5に伸ばしたハフィーニャは、観客のスタンディングオベーションを受けながらベンチへと下がっている。

バルセロナのゴールショーはアディショナルタイムまで続いている。締めくくったのはヤマルだ。19歳のエースは、ペナルティーエリア手前でアデイェミの横パスに反応。この日、アルゼンチン代表からの引退を発表したメッシのように左足インサイドでシュートを放つと、地を這うボールが少し曲線を描きながら枠の左下に収まった。バルセロナは大量5得点で試合終了のホイッスルを迎えて開幕3連勝。ジョゼ・モウリーニョ監督就任で調子を上げつつあるレアル・マドリーと勝ち点9で並んでいる。

この試合で無失点が途絶えたバルセロナではあるが、3試合で12得点とその火力は桁違いと言っても差し支えなさそうだ。とりわけ、ハフィーニャとヤマルのプレーは圧倒的。ヤマルは前節アトレティック戦で迎える決定機をことごとくGKウナイ・シモンに阻まれたが、ようやく初ゴールを決めて胸のつかえが取れた。左ウィングのレギュラーになりつつあるゴードンの突破力、エスパルトのサイドバックと中盤の選手を掛け合わせたようなプレーも確実にチームのプラスとなっており、今季のバルセロナは大きな可能性を感じさせている。

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