オーランド発 ジャスティン・エリスにとっての大きな瞬間を前にした前夜、ジョバンニ・レイナは19歳のFWの肩を抱き、「その時は来る」と約束していた。2人はアメリカ男子代表のホテルで時間をともにしていた。エリスが以前からレイナを一番好きな選手だと明かしたことをきっかけに始まった関係を、さらに深めていたのだ。そしてUSMNTデビュー前夜、憧れの存在はエリスに対し、デビュー戦でゴールを決め、自分がそのアシストをすることになると伝えていた。
その“ノストラダムス・レイナ”の予言が的中するまで、わずか4分しかかからなかった。USMNTがペルーに4-1で勝利した一戦で、試合開始直後にレイナのクロスがボックス内でエリスの頭にぴたりと合い、オーランド・シティのファンは地元の若者による夢のような瞬間に沸いた。
エリスはレイナについて「彼とは多くの時間を一緒に過ごしている」と語り、「昨夜、試合前に彼が『お前をアシストする』と言っていた。それが本当に起きたし、とても感謝している」と話した。
レイナも、その約束を果たせたことを喜んでいた。
レイナは「彼にはアシストをつけてあげたいと思っていた」と語った。「彼はトレーニングで本当にハードワークしているし、MLSでも明らかにとても良いプレーをしている。だから、それに値する選手だ」
その直後には、レイナによる2つ目の“アシスト”もあった。エリスのゴール直後、USMNTの選手たちは10代のスターを取り囲み、ファンは大歓声を上げた。その後、オーランド・シティの新星は輪の外へ押し出され、再び熱狂する観客の前に立たされた。エリスをもう一度前に押し出し、その瞬間を最大限に味わわせようとした人物こそレイナだった。
エリスは「ジオは、自分が地元に戻ってきていたこと、そして『ザ・ウォール』の前に立っていたことの意味を理解していたんだと思う」と語り、「本当に特別だった」と振り返った。
USMNTデビューで完璧な第一印象を残したMLS屈指の急成長株にとって、その日はすべてが特別な一日となった。





