週半ばにアルゼンチン代表でのキャリアに終止符を打ったからといって、メッシがすべてを投げ出すと本気で思った人がいるだろうか。そんなことは起こるはずがなかった。史上最高の選手のキャリアがいよいよ最終盤にあるのは確かだが、メッシは今なおMLS最高の選手だ。ベナンとの感情に満ちたアルゼンチン代表での別れの親善試合から4日もたたないうちに、それを証明してみせた。2ゴールを決め、さらに2ゴールにも絡み、インテル・マイアミを久々のMLSでの勝利に導いた。
一方、プレーオフの勢力図もはっきりしてきた。調子の悪いチームは、この段階でも明らかに悪い。好調なチームは、客観的に見ても強い。それでも、シアトル・サウンダーズ対ニューイングランド・レボリューションをはじめとする興味深いカンファレンス間の対戦は、MLSで何かを予想するのがいかに無謀かを示した。
ここで、ひとつ面白い仮定をしてみよう。確かにスポルティングKCはMLS最下位のチームだ。しかし、加入以来1試合平均で1ゴール以上を記録しているアンドレ・ルイスが、例えば1カ月早く契約していたら、今ごろチームはどの位置にいただろうか。考えさせられる……。GOALが、見応えのある土曜夜の試合を終えたMLSの主な話題を振り返る。






