このページにはアフィリエイト リンクが含まれています。提供されたリンクを通じて購入すると、手数料が発生する場合があります。
worldcup-cl-players-20260724©Getty Images

W杯の評価を欧州CLで証明せよ。26-27シーズンで見ておきたいタレントたち

48カ国制となって初めて開催された2026年北中米ワールドカップは、スペインの優勝で幕を閉じた。大会ではフランスのキリアン・エンバペ(レアル・マドリー)、ノルウェーのアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、スペインのラミン・ヤマル(バルセロナ)といった世界的スターが期待通りの輝きを放った一方で、大会を通して鮮烈な印象を残し、個人の評価も高めた選手たちが多かった。

世界中が注目する北中米W杯は選手の価値を大きく変える格好の大舞台となったが、その評価が本物かどうかを証明する場所が、まもなく開幕する26-27シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)だ。「W杯でブレイクした」「大会を通じて確かな存在感を示した」選手たちに焦点を当て、彼らの見どころを紹介したい。もちろん、着実に評価を高めた彼らだけに、CL開幕までに移籍が生じてもおかしくないが、現時点の所属クラブとして紹介していく。(文=河治良幸)

▶CL/EL26-27もWOWOW独占生中継!大幅値下げの「シーズンパス」販売中!

  • 202606-Ngal'ayel Mukau-drcongo©Getty Images

    モロッコ、ベルギー、コンゴ代表がクラブで共存

    まず筆頭に挙げたいのが、モロッコ代表のアイユーブ・ブアディ(リール)である。今大会で最も評価を高めたMFの一人と言っていい。中盤の底からゲームを組み立てるだけでなく、プレッシャーの中でも縦パスを差し込み、攻守の切り替えでも高い強度を維持。派手な数字以上に試合の流れを左右するプレーを続けた。もちろん近い将来、プレミアリーグなどのビッグクラブ行きは間違いないだろうが、現在まだ18歳。リールがCLで強豪とわたり合う上でも欠かせない存在となるだろう。

    同じリールではベルギー代表のナタン・ンゴイにも注目したい。対人守備の強さに加え、ボールを運んで攻撃の第一歩を担える現代型センターバックとして大会を通して高い評価を受けた。さらにDRコンゴ代表のンガラエル・ムカウは、中盤を縦横無尽に走り回り、ボール奪取から攻撃参加まで高いレベルでこなすボックス・トゥ・ボックス型MFとして躍進を支えた。リールはパリ・サンジェルマンのような欧州屈指のビッグクラブではないが、今季のCLでは実力派タレントを数多く擁するダークホースになり得る。

    ▶CL/EL26-27もWOWOW独占生中継!大幅値下げの「シーズンパス」販売中!


  • 広告
  • 20260724-Yan-Diomande©Getty Images

    ノルウェー、コートジボワールのタレントもCLに出場

    スペイン代表からは3人の名前を挙げたい。アレックス・バエナ(アトレティコ・マドリード)は左ウイングからハーフスペースを有効活用し、ラストパスとハードワークを高い次元で両立した。ポゼッションだけでなく守備でも献身性を示し、優勝チームを支えた影の立役者だった。最優秀若手賞を獲得したパウ・クバルシ(バルセロナ)は、右のセンターバックとしてハイラインの背後を管理しながらビルドアップでは鋭い縦パスを供給。世界屈指のアタッカーを相手に堂々と渡り合い、若手センターバックの中でも一歩抜けた完成度を示した。

    そして大会前にプレミアリーグのチェルシーから、CL優勝最多数を誇るレアル・マドリーへの移籍が決まったマルク・ククレジャは、左サイドバックでありながら中盤へ絞る可変システムの要として機能した。攻守両面で絶え間なく動き続ける運動量と戦術理解度の高さは、ジョゼ・モウリーニョ監督が復任したRマドリーでも重要なピースとなりそうだ。優勝したスペイン代表に一人も招集されなかったRマドリーだが、ククレジャの加入は少なからず刺激になるのではないか。

    フランス代表ではマイケル・オリーセ(バイエルン・ミュンヘン)が評価をさらに高めた。もちろん昨シーズンのブンデスリーガの活躍から、すでに知っているファンも多いと思うが、さらに注目度が高まったことは間違いない。右サイドからのドリブルだけでなく、中へ入ってゲームメイクにも関わり、攻撃にリズムを与え続けた。個で局面を変えられるだけでなく、周囲を生かす判断にも優れ、CLでもバイエルン攻撃陣の中心を担う存在になりそうだ。

    ノルウェーのベスト4進出を支えたアントニオ・ヌサ(RBライプツィヒ)も見逃せない。エースのアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)や司令塔のマルティン・ウーデゴール(アーセナル)が注目を集める中、ヌサは左サイドからの鋭いドリブルとカウンターでの推進力で何度も試合の流れを変えた。ライプツィヒでも縦に速いスタイルとの相性は良く、26-27シーズンのCLでさらにブレイクする期待は高い。

    同じライプツィヒではコートジボワール代表のヤン・ディオマンデも楽しみな存在だ。ライプツィヒのダイナミックなスタイルにマッチしたタレントだが、ヌサとともに大会前のステップアップ移籍があってもおかしくない。

    ▶CL/EL26-27もWOWOW独占生中継!大幅値下げの「シーズンパス」販売中!


  • 20260724-Renato Veiga©Getty Images

    アメリカ、カナダ、ポルトガルが揃う注目のクラブも

    開催国アメリカではアレックス・フリーマン(ビジャレアル)が一躍評価を高めた。右サイドバックながら攻守にダイナミックなプレーを披露し、攻撃参加のタイミングやクロス精度だけでなく、対人守備でも安定感を見せた。開催国躍進の象徴的存在として、欧州でも一段と注目を集めるだろう。ビジャレアルではカナダ代表のタジョン・ブキャナンも注目株だ。ウイングバックでもウイングでもプレーできる万能性に加え、圧倒的な推進力で何度も相手守備を切り裂いた。トランジションの応酬となるCLでは、そのスピードが大きな武器になる。


    同じくビジャレアルのレナト・ヴェイガは、ポルトガル代表で左センターバック、左サイドバック、アンカーをこなす万能性を証明した。複数ポジションを高いレベルでこなせる現代型プレーヤーであり、長丁場のCLでは重宝される存在になるはずだ。


    スウェーデン代表ではダニエル・スヴェンソン(ドルトムント)が攻守両面で安定した働きを見せた。サイドバックを基本としながら中盤にも入り込める戦術理解度は非常に高く、ポジションを流動的に変えるドルトムントでも価値を発揮するだろう。

    最後に挙げたいのが、スイス代表のヨハン・マンザンビ(アストン・ヴィラ)である。ライン間でボールを受けて前を向き、攻撃にテンポを与えるプレーはスイスの快進撃を支えた要因の一つだった。派手なドリブルやゴールだけではなく、周囲を生かす判断力にも優れ、CLという舞台でも十分に存在感を発揮できる資質を持っている。

    このほかにも今大会で評価を高めた選手は少なくない。しかし、ワールドカップで見せたパフォーマンスと、それぞれのクラブが持つ戦術的な特徴を重ね合わせると、今回取り上げた選手たちは特に新シーズンのCLで注目したい顔ぶれと言えるだろう。

    ▶CL/EL26-27もWOWOW独占生中継!大幅値下げの「シーズンパス」販売中!


  • この物語を楽しんでいただけましたか?

    GOAL.comをGoogleの優先情報源に追加して、より多くのレポートをご覧ください。

    GOALをGoogleでフォロー