【徹底予想】2024-25シーズン、ハーランドのプレミアリーグ得点王を阻むものは誰か

過去2シーズン、最終的にプレミアリーグ得点王となったのはマンチェスター・Cのエースだった。3連覇を阻むのは誰か

この夏は数カ月にわたり数多くのスポーツが注目を浴びており、もうあと数日でプレミアリーグの新シーズンが始まることを忘れそうになる。だが、まだ各チームが移籍をめぐって動きまわり、最終的な戦術の微調整を行なっている一方、来る2024-25シーズンの準備はほぼ整いつつある。

そこで新シーズンの予想がいろいろとされているわけだが、ご多分に漏れずGOALもそうである。今後1週間、ライターたちはあらゆる大問題について、自身の見解を述べていくことになるだろう。残留争いで踏みつぶされそうなチームはどこか、トップ4やタイトルを争うチームはどこか、などなど。

まずは、得点王争いについて見てみよう。2024-25シーズン、プレミアリーグで最多得点を挙げるのは誰か、述べてみることにする。

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「誰よりも優れている選手」
マーク・ドイル：アーリング・ハーランドで決まりだ。2023-24シーズンはケガにたたられたモハメド・サラーは自由に得点できるだろうし、コール・パーマー、オリー・ワトキンス、アレクサンデル・イサクも競争に加わってくるだろうが、ファンタジー・サッカーの選手たちが教えてくれるとおり、今のプレミアリーグにゴールを量産できるストライカーは非常に少ない。誰よりも優れている選手がハーランドで、マンチェスター・Cのエースとして、楽々と3季連続の得点王になるだろう。昨シーズンを振り返っても、ノルウェー代表の背番号9は最高のプレーをしていたわけではなかったのに、2位に5得点も差をつけて得点王になった。

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「ハーランドが大差をつけている」
アミー・ルスカイ：奇をてらった予想をする必要はない。昨シーズン、時には批判も浴びながら、アーリング・ハーランドは大差をつけて得点王となった。私は、きっとまた彼が得点王になると予想する。結局のところ、彼はプレミアリーグで圧倒的に強いチームの前線のエースだし、彼の周りにはチャンスを作ってくれるスター選手がちりばめられている。時には孤立しているように見えることもあるし、彼が背負う役割が広すぎるという不安もあるが、それでも彼は、信じられないほど頻繁にゴールネットを揺らすことだろう。
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「デ・ブライネが大いにサポートする」
リチャード・マーティン：アーリング・ハーランドがブレイクを果たして世界最高のセンター・フォワードとしての地位を確立してからというもの、彼を止めることができたのはケガだけだ。それどころか、足を疲労骨折して2カ月も試合に出られなかった昨シーズンでさえ誰よりも多く得点し、最終的には2位のパーマーに5得点もの差をつけて、2季連続の得点王となった。マンチェスター・Cにはケヴィン・デ・ブライネがいて、2人はテレパシーで理解しあえるから、3季連続の得点王を目指すハーランドを大いにサポートするだろう。何とか追いつこうとする他のストライカーたちの幸運を祈る！

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「誰もハーランドには近づけない」
ステフェン・ダーウィン：率直に言って、マンチェスター・Cのゴール製造機アーリング・ハーランドを甘く見てはいけない。今夏のEUROでプレーしていない分コンディションは整っているし、イングランドにやってきてから2年連続でプレミアリーグ得点王を獲得している。フリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリーに移籍して、今季ハーランドのプレー時間が増えるから、余計に簡単だ。ハーランドには誰も近づくことさえできないだろう。
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「絶好調のサラー」
トム・マストン：アーリング・ハーランドの3季連続の得点王の可能性が非常に高いことは間違いない。だが、ケガで何試合か出場できない場合もあり得るし、昨シーズンよりは多くの選手がハーランドのライバルになると予想できる。そう考えると、私はあえて、夏に充分休養を取ったモハメド・サラーが新シーズンを絶好調で迎えそうだと言いたい。リーグ戦で25点以上取ってから、リヴァプールを離れて新天地へ向かうのではないだろうか。
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「2位を予想するほうが楽しい」
マット・シンプソン：「えー、僕を誰だと思ってんの。僕はアーリング・ハーランドだよ、山ほど点を取るよ」。大きなケガさえなければ、ハーランドは、マンチェスター・Cに来てからずっと得点王を取っている。昨シーズンはそれほど良くなかったのに、それでも最終的には2位に5得点差をつけた！ 2位を予想するほうがずっと楽しいかもしれない。きっとジェイミー・ヴァーディが復活するだろう。最後のひと仕事をしてから華々しく引退し、見るに堪えないTVのリアリティ番組に出ることだろう。
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「得点力は唯一無二」
ジェームズ・ウェストウッド：論理的にみてアーリング・ハーランドしかいない。マンチェスター・Cのターミネーターは、昨シーズン、ケガで7試合出られなかったのに2度目の得点王を獲得した。多くの批判を浴びたが、まったくの的外れだった。長身の24歳は得点力に関しては唯一無二だし、今シーズンもまた、ヨーロッパ最高のサポート陣のアシストを受けることだろう。
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「ワールドクラスの競争相手がいない」
クリスハン・デイヴィス：得点王争いは起こると言いたいところだが、アーリング・ハーランド以上の選手を探すのは不可能だ。マンチェスター・Cのヒットマンは、2023-24シーズンも平然と得点王を獲得した。プレミアリーグにワールドクラスの競争相手がいないおかげであるのは間違いない。特にハリー・ケインがいなくなってからは。オリー・ワトキンスやソン・フンミン、アレクサンデル・イサクがハーランドに近づけることを望むばかりだ。
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「まったく考えるまでもない」
ジョー・ストレンジ：そもそも得点王争いが起こるんだろうか。アーリング・ハーランドはたった2シーズンで、プレミアリーグで63得点を挙げたし、ハリー・ケインはブンデスリーガで活躍中だから、プレミアリーグにはハーランドに匹敵するようなストライカーは残っていない。ノルウェーはEURO2024に出場せず、充分に休養して新シーズンにのぞめるし、これまでのプレシーズンでも凄かった。親善試合4試合で5得点（バルセロナ戦の幻の得点を入れれば6得点）している。シーズンの大半をケガなく過ごせれば、まったく考えるまでもない。