1882年に創設されたトッテナムはロンドンを本拠に置くプレミアリーグの名門クラブ。ノースロンドンのアーセナルとは長年のライバル関係にあり、ノースロンドン・ダービーは毎シーズン大きな盛り上がりを見せている。
1992年に創設されたプレミアリーグで一度も降格はなく、2008-09シーズン移行は常にトップハーフをキープ。しかし、2016-17シーズンの2位が最高位で悲願のプレミアリーグには届いていない。
優れたビジネスマンでもあるダニエル・レヴィ会長の下、2019年にはトッテナム・ホットスパー・スタジアムが開場。長年エースを務めてきたハリー・ケインが退団した昨夏には横浜F・マリノスやセルティックを率いたアンジェ・ポステコグルー監督を招聘した。
その今シーズンは第10節時に首位に立つなど好スタートを切ったが、14節以降は5位と4位を行き来することに。終盤戦の失速もあって最終的に5位でヨーロッパリーグ出場権を獲得した中、ポステコグルー監督2年目の来季はさらなる成熟へ、そのための日本ツアーもプレシーズンとはいえ重要な位置づけとなる。7月27日のヴィッセル神戸戦は指揮官の日本帰還とともに大きな注目を集める。