ベンゲルがルーニーのアーセナル批判を一蹴「このチームは十分に強い」

アーセナルは先週、序盤のウスマン・デンベレの1点が十分な結果となり、チャンピオンズリーグ準決勝第1戦でパリ・サンジェルマン（PSG）に敗れた。マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表のレジェンドであるウェイン・ルーニー氏は敗戦後、ガナーズを批判。彼らはトロフィーを獲得することに「心理的な恐怖」を持っていると主張した。

アーセナルは、チャンピオンズリーグ決勝に進出するために合計スコアの差を挽回して勝利する必要がある。勝てば、火曜日の夜にバルセロナとの劇的な勝利を収めたインテルと対戦することになる。ノースロンドンでプレミアリーグ優勝3回、FAカップ優勝7回を果たしたアーセン・べンゲル氏は、ルーニー氏の批判を退け、ミケル・アルテタ監督のチームにはフランスの強豪を打ち負かすだけの力があると主張した。

「それを知るにはグループ内部にいる必要がある。私はそのような感覚を持っていないが、彼らは数年間とても近いところにいるので、それが重荷になっているかもしれない。しかし、ある時点でそれを払拭する必要があり、払拭する最良の方法はピッチに出て、大きな試合、重要な試合で勝つことだ。明日彼らはその機会を持っており、選手たちは失うものが何もないことを知っている」

「私は、その判断が厳しすぎて当然ではないと思う。しかし、ある時点では、そこにいなければならない。ある時点では勝たなければならない。そしてこのチームはチャンピオンズリーグまたはプレミアリーグで優勝するのに十分な力を持っている。残念ながら彼らにとっては、今年のリヴァプールは強敵だった。リヴァプールが他のチームに15ポイントの差をつけるとは誰も予測していなかっただろう。だから（アーセナルがPSGとどうなるか）見てみよう」

「彼らが第1戦の結果をひっくり返せると確信している。彼らには必要なクオリティがある。しかし、もちろん、素晴らしい攻撃的なパフォーマンスが必要であり、同時にこのPSGチームを止め、彼らが才能を発揮するのを阻止する能力も必要だ。それは簡単なことではない。彼らはホームで試合をし、決勝を嗅ぎ取っており、止めるのは難しいだろう」

アーセナルのデクラン・ライスも、フランスへの遠征に向けた準備の中でルーニー氏のコメントを退け、リーグフェーズの段階でPSGに対する過去の勝利をその証拠として指摘した。

水曜日の夜、パルク・デ・プランスで第2戦が行われるとき、この議論は終わりを迎えるだろy。アーセナルはこのままの状況が続けば確実に敗退することを知っているが、パフォーマンス次第ではシーズンのトロフィーの希望を維持することになるだろう。