CL決勝進出のPSG、ドンナルンマが皮肉？「エンバペの幸運を祈っている」

昨夏にキリアン・エンバペがレアル・マドリーに移籍した際、パリ・サンジェルマンは今季のチャンピオンズリーグで苦戦するとみられていた。その一方で、レアル・マドリーは16度目の欧州制覇の有力候補に。しかし、実際にはその通りにはならず、レアル・マドリーはアーセナルを前に準々決勝で敗退。一方、パリ・サンジェルマンはアーセナルを準決勝で破り、ミュンヘンで開催されるチャンピオンズリーグ決勝進出を果たした。

ドンナルンマはアーセナルとの第2戦においてパリ・サンジェルマンのマン・オブ・ザ・マッチに選出された。アーセナルが序盤を支配したが、パリ・サンジェルマンが主導権を握り返し、2-1で勝利。合計スコア3-1で決勝進出を確定さた。イタリア人ゴールキーパーは、ロッカールームで「チームの雰囲気が変わった」と主張。エンバペに対して皮肉を込めた発言をしている。

プライム・ビデオのインタビューで、ドンナルンマは次のように語っている。

「チームの雰囲気が変わった。僕たちは今、よりチームとして結束している。お互いのためにプレーしているんだ。キリアンは世界最高の選手の一人で、素晴らしい友人だから、彼の幸運を祈っている。今のチームは非常によくまとまっていて、一緒に良い結果を出している。イタリア代表もこのような形で欧州選手権を制した。これはどのチームにとっても大きな違いを生むものだ」

パリ・サンジェルマンは5月31日にミュンヘンのアリアンツ・アレーナで開催されるチャンピオンズリーグ決勝戦でインテルと対戦。リーグ・アン所属のチームとして初となる欧州チャンピオンズリーグ優勝を目指す。