マンチェスター・ユナイテッドがアル・ナスルに出し抜かれる可能性？ストライカーの獲得競争勃発か

ブラジルのメディア『Globo Esporte』によると、アル・ナスルはマティアスに関してインテルナシオナルにオファーを提出した。

入札額は明らかにされていないが、ブラジル人ストライカーは最近2028年まで契約を更新し、650万ユーロの放出条項が含まれているという。サウジの大手クラブは、すでにPSVやマンチェスター・ユナイテッドを含むヨーロッパのクラブから関心を寄せられているこの選手を説得できると自信を持っている。

ユナイテッドはこの夏すでに前線を強化したが、引き続き世界中で長期的な才能をスカウトしている。マティアスはブラジルで急速に台頭しているが、アル・ナスルの財政力が決定的な要因となる可能性がある。また、クリスティアーノ・ロナウドと一緒にプレーすることも、10代の選手にとって大きな魅力と見られている。

マティアスは昨シーズン、インテルナシオナルのファーストチームに入り、本年度もブラジルリーグで2得点するなど強い印象を残している。ユナイテッドのスカウトは今夏、フルミネンセとの試合を観戦し、PSVも彼に注目していた。

インテルナシオナルは以前の関心を断った後、彼の次の移籍についてのコントロールを維持するために650万ユーロの条項を組み込んだ。

アル・ナスルがインテルナシオナルとの契約を結ぶことができるかどうかはまだ分からない。インテルナシオナルは選手の解除条項に近い金額を求めるかもしれない。マンチェスター・ユナイテッドは状況を引き続き注視するが、サウジのクラブとの入札競争が巻き起こるかは不明だ。

マティアスにとっては、サウジアラビアでロナウドに合流するか、ヨーロッパでの機会を待つかという決断になるだろう。