サウジアラビアリーグの得点王争いが過熱…C・ロナウドか、ベンゼマの追い上げか

アル・イテハドは直近のアル・イテファク戦で、ベンゼマの得点もあって3-2で勝利。今季29試合で68ポイントを積み上げたアル・イテハドは、2位のアル・ヒラルに6ポイント差をつけて首位に立っている。3位のアル・ナスルが58ポイントで2クラブを追っている。

アル・イテハドがタイトル獲得に近づく中、リーグの得点王争いは依然として混戦状態。アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドが23得点で得点ランキングの首位を快走している。その後に続くのは、アル・アハリのイヴァン・トニーとアル・シャバブのアブデルラザク・ハムダラーで、両者ともに19得点で並んでいる。そして18得点を記録するベンゼマが3選手を追っている。

それでも、ベンゼマは勝利後のミックスゾーンで、個人記録は二の次であることを明確に示している。得点王争いの話題が上がった際、彼は単に「興味ないよ。最も重要なのは（SPL）トロフィーだ」と述べた。

ベンゼマ所属のアル・イテハドとC・ロナウド所属のアル・ナスルは5月7日に対決する予定。この試合では、タイトル争いと得点王争いに焦点が集まる。この注目の対決は、両クラブにとって重要な試金石となるだろう。アル・イテハドがタイトル獲得を目指す一方、アル・ナスルにとっても優勝争いに残るための戦いとなる。しかし、国内リーグの試合前に、C・ロナウドはより早くピッチに戻ってくる。アル・ナスルは今週末の日曜日に、AFCチャンピオンズリーグで日本の横浜F・マリノスと対戦する予定だ。