日本代表として出場したカタール・ワールドカップで衝撃を与えた三笘薫。その活躍は所属するブライトンに戻ってもとどまることを知らず、連日世界を騒がせ続けている。
ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるブライトンでW杯後にレギュラーへと定着すると、切れ味鋭いドリブルで相手を翻弄するだけでなく、公式戦9試合で5ゴール1アシスト。FAカップ4回戦・リヴァプール戦(2-1)の衝撃的な決勝ゴールやボーンマス戦(1-0)のヘディング弾など、好調なチームに勝ち星をもたらし続けている。毎週のように各メディアのマン・オブ・ザ・マッチに輝き、各国特集が組まれるほど、「時の人」として躍動している。
絶賛を集める三笘だが、なぜこれほどの活躍ができるのだろうか? スペイン大手紙『as』で試合分析を担当し、長らく日本代表の分析を続けるハビ・シジェス副編集長は「誇張でもなんでもなく、とにかく驚異的」とそのプレーを絶賛する。そして、彼のドリブルが止められない理由を紐解いてくれた。
文=ハビ・シジェス/スペイン紙『as』副編集長
翻訳=江間慎一郎
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