FIFAフットボールアウォーズ2021の発表日・ノミネート選手・過去の受賞者は？

今年のベストアウォーズは2022年1月17日月曜日に開催予定。日本時間2020年12月18日午前3時にセレモニーが開始された昨年の授賞式は、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響でバーチャル開催された。

今年のイベント開催日程は、9月から12月にかけて行われる通常よりも少しばかり後ろ倒しされる。

FIFAは2021年ベストアウォーズをYouTubeやFacebook、Twitterを含むメディアチャンネル、さらに公式ウェブサイトでライブ配信する。

フットボールファンはFIFA.comで投票可能だ。投票は日本時間の2021年12月11日午前10時まで受け付けられている。

なお、プスカシュアウォーズのノミネートは、後ほど発表される予定だ。

今年のノミネート者は11月22日に発表された。同日から12月11日まで受賞者を決める投票が行われている。

本命とされるリオネル・メッシやロベルト・レヴァンドフスキ、ジョルジーニョといった選手たちに加え、ヌゴロ・カンテ、カリム・ベンゼマ、モハメド・サラーも名を連ねている。

男子最優秀選手賞候補に入っていた11名の中から最終候補に選出されたのは、2年連続の受賞を狙うロベルト・レヴァンドフスキ、『Goal 50』に輝き、さらに7度目のバロンドールを先日に受賞したリオネル・メッシ、そしてリヴァプールで大活躍を続けるモハメド・サラーの3選手となった。

バルセロナで充実のシーズンを送ったアレクシア・プテラスとジェニファー・エルモソが大本命と考えられている。

女子最優秀選手賞の最終候補3選手には、バルセロナのアレクシア・プラテス、ジェニファー・エルモソ、チェルシーのサム・カーが残った。

表彰式は17日にスイス・チューリッヒで行われ、男女の最優秀選手賞の他に、最優秀監督賞、最優秀GK賞、年間最優秀ゴールに贈られるプスカシュ賞などが発表される予定。

ベストアウォーズの授賞式では毎回、シーズン最高のドリームチーム、FIFProワールドベストイレブンが発表される。

世界中のプロフェッショナルフットボール選手の投票により選出される同賞では、2020年10月8日から2021年8月7日までの期間のパフォーマンスが評価対象だ。

チャンピオンズリーグファイナル進出のチェルシーやマンチェスター・シティの選手たちが大半を占めることが予想されるが、今夏の大会で優勝したイタリア代表やアルゼンチン代表からも何人かの選手が名を連ねる見込みだ。

■ワールドベスト11候補者

GK

アリソン (ブラジル/リヴァプール)
ジャンルイジ・ドンナルンマ (イタリア/ミラン、パリ・サンジェルマン)
エドゥアール・メンディ (セネガル/チェルシー)

DF

ダビド・アラバ (オーストリア/バイエルン、レアル・マドリー)
ジョルディ・アルバ (スペイン/バルセロナ)
トレント・アレクサンダー＝アーノルド (イングランド/リヴァプール)
ダニエウ・アウベス (ブラジル/サンパウロ、バルセロナ)
レオナルド・ボヌッチ (イタリア/ユヴェントス)
ルベン・ディアス (ポルトガル/マンチェスター・シティ)

MF

セルヒオ・ブスケッツ (スペイン/バルセロナ)
ケヴィン・デ・ブライネ (ベルギー/マンチェスター・シティ)
ブルーノ・フェルナンデス (ポルトガル/マンチェスター・ユナイテッド)
フレンキー・デ・ヨング (オランダ/バルセロナ)
ジョルジーニョ (イタリア/チェルシー)
エンゴロ・カンテ (フランス/チェルシー)

FW

カリム・ベンゼマ (フランス/レアル・マドリー)
クリスティアーノ・ロナウド (ポルトガル/ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッド)
アーリング・ハーランド (ノルウェー/ドルトムント)
ロベルト・レヴァンドフスキ (ポーランド/バイエルン)
ロメル・ルカク (ベルギー/インテル、チェルシー)
キリアン・エンバペ (フランス/パリ・サンジェルマン)
リオネル・メッシ (アルゼンチン/バルセロナ、パリ・サンジェルマン)
ネイマール (ブラジル/パリ・サンジェルマン)

EURO2020を制したイタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニとチャンピオンズリーグ覇者チェルシーのトーマス・トゥヘルが本命だ。

チェルシー指揮官のエマ・ヘイズがバルセロナ指揮官のルイス・コルテスとともに有力候補だ。

チェルシーのエドゥアール・メンディが本命と考えられる一方で、バイエルン・ミュンヘンのマヌエル・ノイアーやリヴァプールのアリソンも虎視眈々と受賞を狙う。

チェルシー守護神のアン＝カトリン・ベルガーや元PSGで現リヨンGKのクリスティアネ・エンドレルの受賞が予想される。